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連載記事 すくすくポイント

國學院大學人間開発学部による「子育てエッセー」
教育が抱えるさまざまな問題と向き合いながら、子どもたちの健やかな成長を考えます。

2016年 No.09

よく食べて、よく寝てしっかりしたからだをつくろう

 スポーツをする子どもにとって、「食べる」ことはとても大切です。成長期は、成長に必要なエネルギーや栄養素をしっかりとらなければなりませんが、スポーツを日常的に行うことで、さらに運動に必要なエネルギーが必要になります。また、骨の材料であるカルシウムは特に注意して摂りたい栄養素です。食事から摂取するカルシウムが不足すると、骨に蓄えられているカルシウムが溶け出してしまうため、徐々に骨が弱くなります。骨が弱くなると疲労骨折のリスクが高くなるため、日々の食事で不足しないようカルシウムを多く含む牛乳や乳製品、小魚、緑黄色野菜をしっかり摂るように心がけましょう。キノコや乾物、魚に多く含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促すので、これらの食材も積極的に取り入れてください。
とはいえ、特別な食事を用意する必要はありません。スポーツをする子どもも、トップアスリートも、バランスのとれた食事が基本です。①ご飯やパン、麺類などの主食、②肉や魚などメインディッシュといわれる主菜、③サラダや煮物など野菜を中心とした副菜、④たんぱく質とカルシウム豊富な乳製品、⑤ビタミンC豊富な果物をそろえるようにするとバランスが整いやすくなります。また、スポーツをする子どもにとって、間食は、三食で足りない栄養素を補う大切な食事です。果物や芋はビタミンやミネラルが補給できますし、牛乳や乳製品でカルシウムを補給するのもおすすめです。食べ盛りの子どもには、おにぎりを食べさせるのもいいです。もちろん、お菓子を食べちゃダメ!と言っているわけではありません。お菓子は子どもにとって魅力的な食べ物。見るだけでワクワクしたり、お友達とシェアすることを学んだり、悪いことばかりではありません。でも、おやつ=お菓子が当たり前にならないようにしましょう。
 そして、寝ることもからだ作りには大切です。寝ている間、成長ホルモンという成長を促すホルモンの分泌が盛んになります。成長ホルモンは筋肉の修復も促してくれるので、スポーツをするためのしっかりとした体作りには、日々の食事だけでなく睡眠が欠かせません。寝る時間が遅くなると、朝起きる時間が遅くなり、朝食をしっかり食べられなくなりますから、早寝早起きを心掛けましょう。

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