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連載記事 すくすくポイント

國學院大學人間開発学部による「子育てエッセー」
教育が抱えるさまざまな問題と向き合いながら、子どもたちの健やかな成長を考えます。

2016年 No.08

子どもと算数を話してみよう

 秋は多くの学校行事があります。学習面でも大切な内容を学ぶときです。「いまどんなことをしているの」と子どもに聞くと、親子の会話がはずむかもしれません。

「1年生は、足し算・引き算」
 1年生の秋には、9+4 のような、くり上がりのある足し算を初めて学習します。おはじきやブロックなどを使って、計算の仕方を考えたり、説明したりします。
 9+4はどうするか? 9は、あと1で10になります。そこで、4から1をかりてきます。残りは3。10と3で、13ができます。
 子どもが自分で具体物を動かして、説明できるようになるのが大切です。算数の教科書を見ながら、子どもと話してみると楽しいでしょう。

「2年生は、かけ算」
 2年生の秋には、かけ算を学習します。授業では、子どもが九九表を自分たちで作ることからスタートします。最初は、2の段や5の段を作ります。2の段は、2、4、6…のように、答えが2ずつ増えていきます。
九九の表を作りながら、その読み方を暗唱します。リズムを大切にしながら、なめらかに言えるように学習します(九九の読み方は、古くからある日本の習慣です。英語圏の国などでは、かけ算の暗唱の仕方はないようです)。
 できあがった九九表を見ていると、いろいろな発見があります。3×5と5×3のように、はじめの数とあとの数を入れかえても、答えは同じです。九九表の中で、答えが12になるかけ算は何ですか? この問題の答えは1つではありません。ほかにも、いろいろな問題を出しあってみると面白いですよ。

「3年生からは、小数と分数」
 1、2、3、4…のような整数は、ものの個数や順番を表す数です。整数で表せないような大きさもあります。そこで、小数や分数が必要になるのですね。
 3年生からは、小数や分数を本格的に学習します。1リットルの水を十等分すると「0.1」リットルの水になります。新しい大きさの「0.1」を使って、小数を表すことができます。1つのケーキを切って半分にすると、「二分の一」の大きさができます。「三分の一」や「四分の一」も作れます。
 親子で身のまわりにある小数や分数を見つけてみてはいかがですか?

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