HOME レポート インタビュー 予防医療にも尽力、院長と副院長が二人三脚で地域医療を支える
インタビュー 内科 アレルギー科 呼吸器内科
スポット
きくち内科

予防医療にも尽力、院長と副院長が二人三脚で地域医療を支える

きくち内科(神奈川県横浜市青葉区)

昭和大学藤が丘病院で呼吸器疾患の診療と研究、院内感染対策や救急医療などに18年間携わってきた菊池敏樹院長が2010年に開業したきくち内科。豊富な臨床経験を活かし、長引く咳に悩む患者さんを支えてきました。横浜市保健行政医師や産業医、校医として経験を積んできた妻である副院長の葉子先生と共に、特定健診や禁煙外来といった予防医学にも力を入れています。往診にも対応するなど、二人三脚で地域の健康を守るために尽力しています。

専門性を生かした呼吸器疾患の治療と 予防医学に尽力

―――クリニックにはどのような患者さんがいらっしゃいますか

院長:呼吸器のクリニックということはある程度周知されてきているようで、やはり「咳が止まらない」など呼吸器系の疾患を抱えた患者さんが多くいらっしゃいます。「肺炎が見つかった」と、他のクリニックから患者さんを紹介されることもあります。救命救急センターで重症の患者さんを数多く診療した経験から、現在の症状をいち早く軽減させ、長期的な治療改善へと導いていくことが大切だと考えていますので、患者さんの既往歴や生活習慣を含め、ヒアリングにはじっくり時間をかけます。必要に応じて検査を行い、わずかな兆候も見逃さずに原因を究明していきます。

また、最近は禁煙外来にお見えになる患者さんも多いですね。私はもちろん、看護師ともしっかりとカウンセリングを行った上で、必要に応じて薬を処方します。通院中はもちろんのこと、通院が終了した後も半年後と1年後にお手紙をお送りして禁煙の継続状況をお伺いするなどサポート体制も万全なので、過去に禁煙を失敗した方が当院で成功したというお声も多くいただくんですよ。

明るく広々とした待合室には血圧計や資料の置かれたスペースも(きくち内科:神奈川県横浜市青葉区)

―――予防医学にも力をいれていらっしゃるそうですね。

副院長:横浜市保健行政医師や産業医として、健康診断やその後の保健指導などに長年携わってきて、病気になってから治療するより、病気になる前に予防することの大切さを痛感しました。当クリニックでは、40~74歳の健康保険加入者を対象とした「特定健康診査」はインフルエンザの予防接種時期を除いて予約なしで受診できるようにしました。予約というハードルを下げることで、気軽に健診を受けに来ていただけたらという思いからです。

院長:そのほか、PSA検査、大腸がん検診、肺がん検診なども随時行っているので、気になる方はご相談いただければと思います。あと予防接種も重要ですね。ワクチン接種によって重症化を防ぎ、ご家族や周囲の人にうつす危険性も減らすことができますので、肺炎球菌、インフルエンザなどの予防接種を積極的におすすめしています。

感染症の患者さんのためにパーティションで区切った隔離スペースを用意(きくち内科:神奈川県横浜市青葉区)

生活習慣を改善するためのツールとして、 健診を活用してほしい

―――健診を受けた後、その結果をどのように活かしたらよいのでしょうか

院長:健診に来られるかたは健康への意識が高いせいか、実は結果にあまり問題ない人が圧倒的に多いんですが、問題があった時にどう理解して対処するのか大切なんです。「他で健診を受けたものの、結果の見方がよく分からない」という場合は、分かりやすくご説明しますので遠慮なく相談に来ていただきたいと思っています。不定期ですが、副院長もクリニックで健康診断の結果説明や保健指導を担当しております。

副院長:高血圧、高血糖、高脂血症といった生活習慣病は、自覚症状がないままに動脈硬化が進み、症状が出たと思ったら心筋梗塞や脳卒中で倒れる時だったということが多いんです。普段から健診で数値をきちんと確認していれば、万が一数値が高ければ治療できますし、生活改善をして少しでも良い状態に持っていけるわけです。ですから、正常値にこだわるというよりは、高いなりに改善してきているのか、逆に正常値から異常値に上がったのかといった自分の数値の変化を意識して、日々の生活を見直していただきたいですね。

―――生活習慣を改善するためにはどんな点に気を付けたらよいのでしょうか

副院長:生活習慣というのは、食事・運動・睡眠・生活リズムが一番の基本になります。食事に関しては、朝昼夜バランスよく、野菜や魚を意識して摂ることが大切です。夜は寝る2時間前までに食事を済ませた方がいいです。

運動に関しては、エスカレーターを使わずに階段を使うとか、一駅余分に歩くとか、普段の生活の中で無理なく身体を動かすことを意識してほしいです。週末にちょっと運動する時間が取れるとさらに望ましいですね。睡眠についてはやはりリズムが大切なので、休日でも朝は寝すぎず、遅くとも平日プラス2時間程度で起きてリズムを整えたいところです。必要な睡眠時間というのは個人差があるので、日中眠気がなく活動できるかということを指標にして睡眠時間を確保し、昼寝をするなら午後3時までに30分間ぐらいにとどめることをおすすめします。

院長:生活習慣を改善することで生活習慣病が良くなるのはもちろんのこと、呼吸器疾患などほかの症状も改善されることが多いんですね。やはり生活習慣病は病気の基本ですから、患者さん自身の将来のためにも、きちんと健康管理を始めてほしいと思います。

気管支の炎症の状態を確かめるための医療機器(きくち内科:神奈川県横浜市青葉区)

―――お二人もお休みの日は運動などをされているのでしょうか

副院長:子供が3人おりますが、上二人は部活に一生懸命で、中3の長男はバスケットボール、中2の次男はソフトテニスに打ち込んでいるので、家族そろって出かける機会は減ってしまいました。小5の長女も身体を動かすのが好きな子で、今は硬式テニスを習っています。ちょうど錦織選手が全米オープンで注目を浴びた時に「私もやりたい」と言い出して、始めてもう2年ぐらいになりますね。娘に誘われて、私も一緒にテニスに通っているんですよ。

院長:僕も休みの日に時々娘に連れられて、公園でテニスをしています。大学の頃はソフトテニスをやっていたんですが、硬式テニスは身体の動きが全く違うので、苦労しています。

地域のみなさんが体のことを気軽に相談できる場所でありたい

―――今後の目標についてお聞かせください

院長:患者さんにとって身近な存在でありたいと思っています。「なんとなく不調だけど、どこにかかればいいか分からない」という方が気軽に来院できる場所でありたいと思っています。腰が痛い、お腹が痛いなど、気になることがあった時に、当院でできることはもちろん対処しますし、対処できない場合でも適切な病院などをご紹介します。これはクリニックを開業する当初から目指していたことですし、変わらず続けていきたいと思っています。

 

院長 菊池 敏樹 先生、副院長 菊池 葉子 先生(きくち内科:神奈川県横浜市青葉区)

▲院長 菊池 敏樹 先生、副院長 菊池 葉子 先生(きくち内科:神奈川県横浜市青葉区)

院長:昭和大学医学部卒業。昭和大学藤が丘病院呼吸器内科医局長、同病院感染管理室室長を経て2010 年きくち内科開院。日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医(内科)、昭和大学藤が丘病院呼吸器内科兼任講師。医学博士。

 

副院長:昭和大学医学部卒業後、昭和大学藤が丘病院呼吸器内科入局。横浜市保健行政医師として福祉保健センター、企業の産業医の勤務を経て、2010 年きくち内科副院長に就任。

SPOT INFO スポット情報

きくち内科(神奈川県横浜市青葉区)

きくち内科

内科 アレルギー科 呼吸器内科
所在地 神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町1167-1 ラバープル昌和1F
TEL
アクセス
  • 市が尾駅より徒歩5分

SHARE PAGE 友達にシェアする

HOME レポート インタビュー 予防医療にも尽力、院長と副院長が二人三脚で地域医療を支える
TOP