「エクレスフィア・つぼみ組」の先生に聞きました
モンテッソーリメソッドに基づいたカリキュラムだそうですね。
モンテッソーリ教育では、子どもたちが自分を育てるためにする活動のことを「お仕事」と言っています。
教室内には子どもたちの興味や関心に合わせて準備した教具が、子どもたちの目線に合わせた位置にきれいに整頓して置かれています。子どもたちはその中から自分がやりたいことを選んで遊びます。すぐに終わることもあれば、何度も繰り返し、集中することもあります。大切なのは結果ではなく過程です。
ただ2歳の子どもたちにとっては日常生活のすべてが「お仕事」です。登園して靴を履き替え、上着を脱いでハンガーにかけるといった身支度も一人でできるように導きます。困ったときは、「先生、お手伝いしてください」と自分から発信できるように促します。
子どもたちが夢中になって取り組む「お仕事」にはどんなものがあるのでしょうか。
最初は教具を棚からテーブルへ運ぶだけでも精いっぱいですが、次第にビー玉をスプーンですくい上げる、穴にひもを通す、線に沿ってはさみで切るなど、教具を使った「お仕事」にも集中して取り組むようになります。
教具はできるだけ本物を使い、ガラスや陶器など、落とすと割れるものは丁寧に扱うことを学びます。「お仕事」ができたときの喜びは、子どもの自信となり、何事にも積極的に取り組めるようになります。
保育者は子どもと話す言葉にも細心の注意を払っています。「ねんね」「わんわん」などの言葉はなるべく使わず、子どもが吸収しても良い丁寧な言葉で話し、子どもたちも先生と話すときは目を見て話すこと、大人に対する言葉遣い、関わり方などのマナーを身に付けていきます。
お話
主任保育士 須田 知子先生
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