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【ビタママレポート2017】能動的な授業の導入で 一方通行ではない学びを

 本物から本質に迫る教育、主体性と協働性の育成を理念に掲げ、五十嵐校長のもと4年前から大きな変革を行ってきました。1学年約120名という少人数制で、きめ細かな指導はもとより、2017年度からは、「学びの主役は生徒」をモットーに、教師が講義形式で一方通行の知識を教えるのではなく、生徒たちが主体的に参加、相談し課題を解決する力を養う能動的な授業、いわゆるアクティブラーニング型授業への移行を本格始動させました。問題の正誤だけでなく、その過程を「楽しむ」授業が展開されています。現在は中1、2年を中心に各教科で行われ、先生の「なぜそうなるのか?」という問題提起から、その解答への行程を3~4人のグループでじっくり考え、結論を導き出します。2020年に大きく変化する大学入試を見据え、校内試験にも記述型の問題を多く取り入れるなど、「自ら考える力」を伸ばす教育に力を入れています。

様々な意見を見聞きし 解答へのプロセスを楽しむ

 グループ授業による中1の数学「分数式の計算」を取材しました。発問が目的の先生オリジナルプリントを使用し、通分を行うタイミングによって計算方法が2通りあることを全員で確認します。3問の分数式をそれぞれ2通りの方法で計算したところで、6人の生徒が自分の解き方を板書します。さらに代表で答え合わせを行う1人の生徒が前に出て「どんな間違いをしましたか?」「注意すべき点はどこですか?」と質問すると、他の生徒たちから「+と-をよく見て計算する」「通分のタイミングを考える」などの具体的な意見が次々と飛び出します。代表の生徒が意見をまとめ、誰もが理解できるよう工夫して板書し、分からない部分をグループ内で教え合います。
 「どちらの方法が好きですか?」。先生の問い掛けに、生徒たちの目が真剣味を増します。それぞれの計算方法の特徴をグループで話し合い、プリントに記入。「2番目の方法の方がミスしにくい」「分母が大きい場合は、1番目の方が便利かも」などの意見に先生も一緒になってそれらを証明するための例題を考えます。与えられた問題を解くことを目的とした従来の「数学の授業」とは全く違う、全員参加型の授業が展開されています。

SPOT INFO スポット情報

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校

共学校
所在地 東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1
TEL
アクセス
  • 聖蹟桜ヶ丘駅または永山駅よりバス利用

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