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【ビタママレポート2017】違いを認め合う精神が織りなす 真のバリアフリー教育

 数ある共学校の中で、神大附属の大きな特徴であり、先駆けとして行っているのが「全教科男女共修」です。体育や家庭科なども男女別での授業を行いません。取材した日は体育館で高2のバスケットボールの授業が行われていました。明らかに体格差が目立つ男女が混合チームになって試合を行います。「ローカルルールがあるんですよ」と体育科の村上先生。例えば、女子がシュートを決めると1点多く加算されたり、ディフェンスの際の男子から女子へのマークもある程度制限されているそう。「女子のほうが有利とは思わない?」と男子生徒に聞いてみると「そんなこと思う人はいませんよ。それを逆手に作戦を考えればいいだけ」と笑って答えてくれました。試合中、ダブルドリブルをして戸惑う女子には男子からの「ドンマイ」、「次は頑張る」という女子の声。見ているこちらも気持ちが大きくさわやかになるような光景が続きます。
 一方、家庭科などでは性別の違いで役割を変えたり、1グループの男女比を一定にしたりなどもあえて行いません。社会での当たり前をそのまま学校で行っているだけなのだそう。シンプルな日常が、自由で明るく、そして男女の仲がいい校風の基盤になっています。

情報を得るツールにとどまらない 一歩先を行くICT教育

 情報教育にいち早く取り組み、教育の核として比重を置いているところも大きな特徴です。ツールとしてはもちろんのこと、習得した技能で「何を生み出すか」を学習の目的とし日進月歩の情報社会に対応できる力を育成します。中学で学んだICTの基礎は、高校ではプレゼンテーション資料や動画、Web制作まで発展させていきます。
 今回取材した高2の情報の授業では動画制作を行っていました。企画から撮影、構成を考え、iMovieを使用してBGMやテロップを入れるなどの編集作業まで行います。「すべての制作を経験することで、問題解決能力を養います」と情報の授業を担当する小林道夫先生。NHK高校講座で「社会と情報」の講師としても活躍しており、2016年度で第19回目を数える全国中学高校Webコンテストでは4度目の最優秀賞受賞へと生徒たちを導くなど、質の高い教育を実践しています。

SPOT INFO スポット情報

神奈川大学附属中・高等学校

共学校
所在地 神奈川県横浜市緑区台村町800
TEL
アクセス
  • 中山駅南口より徒歩約15分

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