すぎの森幼稚園は子どもたちが楽しいと感じることに取り組むことを最優先に、心の教育を大切にしています。並行して体操、音楽、知的(創造)教育、課外活動なども実施するというバランスのとれた教育が特長。園内はいつも子供たちの笑顔があふれています。
そんなすぎの森幼稚園には、「はなちゃん」というアイドル犬がいます。
▲「はなちゃん、おはよう!」のごあいさつが園児たちの毎朝の日課になっています/すぎの森幼稚園(横浜市都筑区)
園児はもちろん、動物好きな保護者からも大人気の豆柴のはなちゃん。まだ子犬で臆病な面があるはなちゃんですが、園児たちとはとても仲良し。
「私も動物が大好きなんです。動物とのふれあいを通して、命の大切さや思いやりの心を育んでほしいですね」と園長の吉野先生。はなちゃんのお世話をしたり、園庭で一緒に遊んだりする子供たちの姿に目を細めます。
実は、はなちゃんはすぎの森幼稚園の二代目アイドル犬。初代はラブラドールレトリバーのリリーで、「子どもたちと犬がふれあうシーンを撮影したい」というテレビ番組の収録をきっかけに、ブリーダーさんから譲り受けたそう。12年の歳月を園で過ごし、数年前にたくさんの素敵な思い出を残してこの世を去りました。
▲生後3か月ごろから園児たちと過ごしてきた初代アイドル犬、リリーの像/すぎの森幼稚園(横浜市都筑区)
そんなリリーとの思い出は、すぎの森幼稚園の創立50周年を記念して、「ぽかぽかリリー」という絵本になりました。リリーがケンカをしている子どもたちの間に入って仲直りのきっかけになったり、転んで泣いてしまった子に寄り添ってあげたりするという心温まる物語で、園児たちがリリーと過ごした幸せな時間を通して、思いやりや優しい心を持つことの大切さが描かれています。絵本作家に依頼して自費出版したこの一冊は、園児や卒園生に配られ、今もすぎの森幼稚園の図書室「トトロの杜文庫」にも並んでいます。
▲絵本や児童書約1400冊が並ぶ「トトロの杜文庫」/すぎの森幼稚園(横浜市都筑区)
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