
子どもの「知りたい」に応える体験授業 
理科室がいつもの教室 洗足では、週に4時間ある理科の授業のうち2時間を『実験理科』として、実験を中心にしたカリキュラムを組み、常に2名の先生が理科室で子ども達の指導にあたっています。5年生の実験理科にお邪魔すると、この日は『金属の燃焼』をテーマに、スチールウールやアルミニウムなどの金属を燃やした時におこる物質の変化を学んでいました。3年生から一人ひとりに実技のパフォーマンステストを行い、実験の基礎技術を身につけているとあって、5年生の全員が、すでにガスバーナーやマッチの扱いを習得しています。先生から実験中の安全管理について説明を受けると、子ども達は『洗足の理科』という、教科書とノートが一体となった独自のテキストに要点をきちんと記入して、大きく立ち上った炎にも、真剣な表情でバーナーの弁を調整していました。金属を燃やすことで物質がどのように変化するかを、見た目や手触り、通電の有無などで調べながら、「何でだろう?」と思うことを追求する子ども達のまなざしは輝いています。実験中、先生は室内をくまなく回って各班をサポートしますが、子どもの自主的な実験にはほとんど手を出さずに見守っています。何でも「危ない」という理由で、大人が子どもから取り上げてしまうのではなく、自分で出来ることは積極的に経験させてあげたいという、のびのびとした洗足の教育が表れていました。
学ぶ楽しさを重視した進学指導 全員が国・私立中学への進学を希望しているという洗足の子ども達は、高学年になると受験生としての自覚や連帯感を持って学校生活を送っているそうです。国語、社会、算数、理科の教育に力を入れ、授業時間数が標準よりも年間で100時間多く設定されていることで、学習を先取りでき、ゆとりある進学指導が行われています。3年生以上は専科制がとられ、科目ごとに複数の先生が連携し、協力し合って指導にあたることで、子ども達は専門性の高い授業を体験でき、学ぶ楽しさや興味で膨らんだ心が学力と意欲の向上にもつながっていくようです。理解したときの喜びを確かな学習体験として吸収し、さらに発展させていける本物の知識を身に付けているのでしょう。
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