
社会 小5 
自ら進んで取り組む学習 1年生から『見学したら書く』という学習が行われている精華小。3年生からは『事前に調べ、実際に見て、まとめる』という学習が積極的に行われます。さらに、日常の授業の終わりには、次回学習する内容が告げられるため、子ども達は自分が今やるべきことは何か、次にどんな準備が必要かなどをきちんと考え、そして実行する習慣が自然と身についているそうです。
5年生の社会の授業を取材しました。春休みが終わるといよいよ最終学年。この大切な節目に4泊5日の関西旅行が実施されます。日本の歴史や文化を目で見て、肌で感じるための貴重な体験を一層深いものにするため、この日は旅行のための資料作りが行われていました。見学するのは東大寺や高野山などをはじめとする20ヶ所。これを2人1組となってひとつの担当箇所を受け持ち、建造物の建築様式、時代背景、人々の暮らしなどを調べて新聞(資料)を作ります。旅行当日は、この20枚の新聞を綴ったファイルを持参し、それをもとに見学していくというわけです。各自の分担が決まると、一人一台のデスクトップ型パソコンが設置された情報室で、インターネットを利用した調べ学習が始まります。あらかじめ先生から調べるべきホームページのURL情報は知らされており、必要な情報が見つかると、すぐに転記し、様々な情報を組み合わせて自分なりの内容に編集。もっと情報が必要な場合は、隣接する図書室にある資料も利用するなど、難易度の高い作業に、どの子も集中し、効率よく仕上げていく様子には、1年生の頃からの積み重ねられた学習経験が生きています。
小学校の学習の集大成として 旅行後には150ページ前後におよぶ旅行記を全員が作成します。国語の授業で学んだ、書く順番や観点、小見出しのつけ方や文章構成などの知識をもとに、春休みを使って自宅で各自が仕上げます。完成した旅行記からは、驚きや感動でキラキラと輝く子ども達の様子が思い浮かびます。どれも丁寧な字で書かれ、内容だけでなく表紙にいたるまで創意工夫が見られ、これまでに培われたレベルの高い基礎学力や、先生方が子ども達の無限の可能性を信じて引き出そうとする教育への情熱がひしひしと伝わってきました。
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