
「大好き」になれる、実学の英語教育 
楽しみながら英語を学ぶ 取材したのは森村学園初等部の英語の授業。2年桜組の教室はゲームで白熱していました。4人グループに分かれ、つなげた机の上には動物や虫のカードが置かれています。「It
is a bird.」、「They are spiders.」。英語専科のトム先生の言葉をしっかり聞いて、合ったカードを探す英語版カルタ遊び。「見つけた、見つけた」。子ども達は、間髪をいれずに反応し、我先にカードへ手を伸ばします。「勉強の中では英語が一番好き」と桜組の女の子。子どもだけでなく、「聞き取る力、会話する力がつく」と、英語は保護者にも評判の科目です。授業の間、担任の先生も子ども達の間をまわり、学習の様子を見守っていました。
ゲームが終わるとテレビモニターに動画が映し出されました。UFOが飛んで、宇宙人が顔を覗かせます。次の場面では、傘(umbrella)、扇風機(fan)、オレンジ(orange)の絵。子ども達は、それぞれの単語を大きな声で発音しながら、単語の頭文字から連想したUFOのスペルをノートに書いていました。「テレビだと子どもは集中できるでしょう。面白いというイメージで勉強できますね」(トム先生)。
創立時より、英語教育は1年生から 森村学園では、98年前の創立当初から実学としての英語教育に力をいれています。歌や簡単なゲームを楽しみながら、1年生から英語に親しむことで、2年生になった頃には、日本語を一切使わない40分の授業がみんな理解できるようになるそうです。
英語科の先生は、ブリティッシュ・カウンシル(イギリスの公的な国際交流機関)から招いた3人のイギリス人で、英語を母国語としない子どもに英語を教える資格を持っています。森村学園の子ども達に合わせたプログラムを作り、パソコンなどで作ったオリジナル教材を中心に授業をします。3年生からは、フォニックスに重点を置いた英文を読む練習も始まります。5、6年生では、クラスを2分割した少人数授業を行い、生徒のグループが生徒に対して学園の日常生活をインタビューしたビデオ「ハロー フロム モリムラ」の制作など、プロジェクトを中心とした学習になります。
学年によって取り組みは違っても、共通の目標は「楽しく勉強する」こと。職員室には先生と英語で話したい子どもたちが毎日やってくるそうです。
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