
英語で行われる授業 
少人数制で個性を尊重した授業 LCAでは小学3年生までは、国語以外の授業を全て英語で行います。担任は外国人の先生1人。国語・音楽以外の教科を全て受け持ち、子ども達は英語だけで授業を受け、先生とのコミュニケーションも英語でとります。取材した3年生の理科の授業では、先生が気体と液体と固体の違いについて説明していました。「水が沸騰するとどうなる?」の問いかけに、みんな次々に手を上げて自分の考えを述べていきます。「become
steam」と答える子、一生懸命考えて「gas」という単語を思いついた子、「こんなふうになるよ」と手足をバタバタさせてジェスチャーで表現する子もいます。先生はそんなさまざまな答えを全て肯定的に受け止め、ほめながら解説を加えていきます。子ども達の中に入って常に全員の様子に目を配りながら授業を進めるので、理解できずに戸惑っている子はすぐに見つけて声をかけ、勉強が遅れていると感じる子には、わからないまま進むことがないよう放課後の補講も行います。
幼稚園から3年間英語でコミュニケーションをとってきた子ども達には、英語で勉強することはごく自然なことのようです。小学校から新たに入学する場合は、事前に英会話教室に通うなどの準備をしてきても最初は少し苦労するそうですが、毎日英語を使う環境の中で先生方が手厚くフォローしてくださるので、2〜3ヶ月もすれば追いつくそうです。
のびのびした環境で国際人を育成 学校内を回ると、教室ごとに机のレイアウトや掲示物が異なっていて、それぞれのクラスの個性豊かな雰囲気が伝わってきます。授業中子ども達が、他人の目を気にせず自分の思ったことを自由に発言し、わからない時はわからないとためらいなく手を上げる様子に驚いたのですが、その素直さは、画一的に型にはめず『人と違う自分らしさ』を自然に認め合う環境でのびのび過ごす中で培われたものなのでしょう。
4年生以上は、算数・社会の授業を日本語でも行い、社会の1時間は歌舞伎や茶道などの日本文化を学んで英語で紹介する勉強もします。単に英語を教える外国語学校ではなく、日本人としてのアイデンティティーを大切にしながら様々な国の文化も学んでいく中で、これからの国際化社会に通用する子ども達が育っていきます。
|