2019年4月から男女共学校へ!桐蔭学園中等教育学校の学校説明会へ 行ってきました。

2019年4月から男女共学校となる桐蔭学園中等教育学校の学校説明会へ行ってきました。
桐蔭学園は幼稚部から大学院までのすべてがワンキャンパスに集う総合学園です。
キャンパスは緑豊かで、とにかく広い!なんと、東京ドーム9個分の敷地を有するそうです。

アクセスは、東急田園都市線「青葉台駅」「市が尾駅」「あざみ野駅」、小田急小田原線「柿生駅」「新百合ヶ丘駅」のいずれかの駅より路線バスです。

説明会の会場は、座席数が1,700以上もある「桐蔭学園シンフォニーホール」。
今回の説明会は予約制で、900名近くの方が参加されたそうです。

ホール入口では、桐蔭学園の公式キャラクター「キリリン」と中学校(女子部)の弦楽部の素敵な演奏がお出迎え。

桐蔭学園の校章、桐の紋から名づけられた「キリリン」。2014年11月4日の桐蔭学園創立50周年記念式典で、正式に学園の公式キャラクターに就任した、学園のアイドルです。


受付で2019年度入試日程(予定)やオープンスクールなどの資料をいただき、ホールへ。

開始時刻にはまだ時間があったのですが、既に大勢の参加者がいらっしゃっていました。
桐蔭学園中等教育学校への興味関心の高さがうかがえます。

説明会最中に別室で行う「こども体験講座」も用意されていました。
小学校4年生以上の受験者が対象で、在校生にサポートしてもらいながらキーホルダー作りにチャレンジするというものです。
保護者と一緒に説明会に参加してもよし、学校や先輩の雰囲気を体感しながら制作活動に取り組むもよし、…ということで、「どちらにしようかなあ」と迷っている男の子もいました。

説明会は約1時間半。まずは、校長の岡田直哉先生から、「新しい進学校のカタチ」と題して、新しい桐蔭学園中等教育学校の教育理念、共学化に至る背景、教育内容などについてお話を伺いました。

目指すものは、「自ら考え判断し行動できる子どもたち」の育成。
今や社会では多様性や協働性が求められる時代です。
学校においても社会と同じく異性が居る環境の中で、多様な考え方・存在を相互に承認し、男女協働の体験を積むことが必要なので、本校も共学化を実施することにしたと、岡田直哉校長は熱く熱く語っていらっしゃいました。

新しい桐蔭学園中等教育学校の3つのポイントは、
(1)1学年8クラス320名。完全な中高一貫教育を行う男女共学校に
(2)アクティブラーニング型授業・キャリア教育・探究を通して大学や社会につながる力を育成する
(3)全員参加の海外語学研修など、多彩な課外活動を設ける
だそうです。

完全な中高一貫校であるため、中等4年生(高校1年生)以降も桐蔭学園高等学校とは合流せず、別カリキュラムで学んでいきます。英語教育にも一層力を入れるそうで、中等教育学校3年生を対象に全員参加型の「海外語学研修」を実施するそうです。

そうそう、岡田校長が就任してから毎月行っている、「カレーランチ会」についてのお話もありました。これは、毎月、その月に誕生日を迎える中学校(男子部・女子部)、中等教育学校の1年生を対象に行っているもの。校長室でカレーライスを食べながら、勉強やクラブ活動、趣味のことなどを語る楽しい会で、新しく生まれ変わる桐蔭学園中等教育学校でも継続していくそうです。優しい笑顔で語る校長先生を拝見し、生徒と先生の距離の近さを感じました。

続いて、京都大学教授であり、桐蔭学園教育顧問でもある溝上慎一先生による中・高校段階でのアクティブラーニングの必要性のお話、
中等教育学校プロジェクトチームの先生方による新しい学び、学校生活、学校行事などのお話、科学や芸術のギャラリー、天井が高くて開放感のある食堂などがある新しい中等教育学校の校舎映像の公開、卒業生インタビューなどがありました。

卒業生からは、6年間の学校生活で得たことや印象に残っていることについてトークがありました。そして最後に力強く言った言葉、

「桐蔭学園は深い学びができる、本当に素晴らしい学校です。
是非ぼくたちと同じような経験を積んでください!」
が、とても印象に残りました。


在校生によるプレゼンテーションでは、すでに実施されている「探究」の成果発表が行われました。「探究」は自ら学び続ける力を育成する教科。それぞれテーマに沿って、情報を収集し、整理・分析をしてまとめて表現するというものです。

今回、壇上に立ったのは中2の男子生徒と女子生徒の2人。緊張しながらも自分の興味のある分野について、iPadを手に、身振り手振りを交えながら壇上で堂々と発表。発表が終わると、会場から大きな拍手が湧き起こりました。

入学試験については、2月3日(日)に「算数選抜入試」を新設。また、2月1日・2日実施していた午後入試は、2月2日(土)のみになるそうです。

算数の出題について変更があり、基本的な計算問題と図形の知識や文章・グラフを読み取る力を問う基本・標準的な問題が出題されることになったそうです。

算数に関しては若干難易度が下がるらしく合格ラインの目安が、75%→80%に上がると見込んでいるというお話もありました。

♦2019年度桐蔭学園中等教育学校入試日程などの詳細は、コチラ!
2019 年度 桐蔭学園中等教育学校 入試日程 ( 予定 )

すべての学校説明会には予約が必要です。
5月には、各教科やクラブ活動を体験できる楽しい講座が盛りだくさんのオープンスクールも開催されます。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

♦学校説明会等の日程は、コチラ!
https://mirai-compass.net/usr/toinj/event/evtIndex.jsf

♦学園公式ウェブサイトは、コチラ!
http://toin.ac.jp/

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