| 高校からの入学 | なし |
|---|---|
| 帰国子女枠 | なし |
| 学期制 | 3学期制 |
| 外国人教師 | 3名 |
| プール | なし |
| 宗教 | あり(キリスト教・カトリック) |
| 制服 | あり |
| スクールバス | なし |
| 学食 (カフェテリア) | あり |
| パン・お弁当の 販売 | なし |
| 海外研修 | 中3 2012 年度よりイタリア研修旅行(全員) |
| 公開行事 | サレジオ祭(9月) |
| MAP |
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- 2011年◆サレジアンへの第一歩。将来への種をまく、中1 の宗教
- 2010年◆カトリックを軸にした心の教育「感謝祭」
- 2009年◆オリエンテーションから始まるサレジオの生活
- 2008年◆クリスマスの集い
2011年◆サレジアンへの第一歩。将来への種をまく、中1 の宗教
学校創立以来一貫して代々の校長先生が教壇に立つ中1の宗教の授業。全員で主の祈りを唱えて始まった授業は、校長先生の一方的な訓示を拝聴するお固いものでは?という予想に反し、和気あいあいとした雰囲気です。スクリーンに映し出されたイラストを見ながら、鳥越政晴校長は生徒たちにざっくばらんに語りかけます。「ドン・ボスコが学費を稼ぐためにしたバイトは何だった?」「パン屋!」「それから?」「クリーニング屋!」「う~ん、惜しい!洗うんじゃなくて、作る方、仕立て屋だ」。イタリアの小さな村に生まれた貧しい少年が、何を考え、どのようにしてサレジオ会を創設したかを、時代背景のエピソードを豊富に交えながら、丹念に追っていきます。
宗教を、中1で週2時間、中2・中3で週1時間必修とするサレジオ学院。「聖書を読みながら、時事的ニュースに触れたり、ドン・ボスコやマザー・テレサなど、ロールモデルになる、キリスト教に関する偉人の生涯を学ぶことで、現代に生かせるキリスト教精神に基づく社会的道徳心を養います」と、カテキスタ部長の北川純二先生。心の基礎をしっかりと作ることで、生徒たちがもともと持っている能力やよい面を引き出します。学院に流れる、家庭的な学びの雰囲気、何にでも喜びを持って取り組む快活な精神の根底になっているのも、キリスト教精神です。「無宗教と言われる現代日本だからこそ、生徒たちが生きていく上で、根底にしっかりとしたものが必要です。宗教の時間はそのための種まきです。また、グローバル化する中で、キリスト教を学ぶことは、キリスト教信仰がベースになっている欧米諸国の人々の考え方を理解する助けになるだけでなく、イスラム教を信仰する人々を理解する助けにもなります」。
「25歳の男づくり」を教育目標に掲げるサレジオ学院。高校卒業、大学進学は生徒たちの通過点、社会人として活躍し始める25歳の時に、他人に、社会に奉仕できる人材を育てます。
2010年◆カトリックを軸にした心の教育「感謝祭」
サレジオ学院ではクリスマス礼拝を含め、年に4回全員参加のミサが行われます。毎年5月に行われるのは目黒・碑文谷のサレジオ教会での「感謝祭」。聖母マリアに祈りをささげるとともに、自分たちを産み、育ててくれているお母さんに感謝することを目的としています。
2010年度は「自分自身について考える」をテーマに、「崖っぷちのあなたへ」の著者である落合恵子さんに依頼したところ、快く引き受けてくれたそうです。講演者が決定したら全校生徒への啓発活動がスタート。夏には落合さんが主宰する「クレヨンハウス」を訪れ、委員一人ひとりが好きな絵本を選んで購入し、図書室に展示しました。ただ展示するだけでなく、絵本の紹介と感想文を新聞にして校内配布することも活動の一環。「新聞の構成や執筆も生徒達が主体です。どうしたら講演者のメッセージを全校生徒に伝えることができるかを考え表現し、講演者と生徒とのパイプ役を担うことで達成感を持って欲しいですね」と、語るのは図書委員会担当の室田先生。ほかにも、落合さんが出演する番組のDVD鑑賞会を開催。朝読書やHR時間を利用して著書を読んでもらう為の呼びかけも積極的に行いました。また、講演会当日の会場準備、照明、音響、司会進行なども図書委員会の生徒が行ったそうです。
ロマネスク様式の大聖堂に、美しいステンドグラスが優しい光を通し、パイプオルガンの音が荘厳に響き渡ります。中1の生徒の中には、大聖堂で行われるミサに初めて参加する生徒もおり、厳かな雰囲気に圧倒された様子でしたが、澄み渡る声で賛美歌を歌っていました。「いつもありがとう、その一言は何にも優る言葉です。帰宅したら感謝の心を込めてお母さんに伝えましょう」と神父様。たとえ伝えられなかったとしても、この礼拝で祈ることで感謝の気持ちを育てていくことに繋がるのでしょう。保護者代表として参列したお母様に、サレジオの魅力を聞いてみると「先生と保護者がお互いとても近い存在で、問題が生じた際には一緒に力をあわせて見守っていけること。そして先生方はどんなときも、子どもに寄り添い、何があっても味方でいてくれます。愛を感じますね」と教えてくださいました。駅から教会までの道中、「僕たち、広がりすぎて迷惑になってるぞ」という一人の声に皆が気付き、さっと道をあけてくれた生徒達。制服を着崩すことなく、見守り役として立っている先生にしっかりと挨拶をしている凛々しい姿。進学校としての実績を伸ばす一方、心の豊かさを大切にする、そんなサレジオの姿勢を垣間見た瞬間でした。
サレジオ学院の教育の軸となっているのは、キリスト教カトリックの教えです。中1では週に2時間、校長先生とサレジオ会の神父様による宗教の授業を設け、聖書を通じて「人間らしく生きるとはどういうことか」を考えていきます。「25歳の男づくり」、それがサレジオの大きな教育目標です。卒業時に完成を求めるのではなく、社会にある程度貢献できる年齢であろう25歳に標準をあわせ、宗教的道徳心を養いながら、生徒一人ひとりの能力を引き出し、自分のためだけでなく、人のために生きることができる人へ導きます。「宗教教育に抵抗感をもつ生徒はいます。でも、それでもいいんです。聖人のエピソードや時事的ニュースを含めながらメッセージを伝えていますが、すぐに心に入らなくても、10年、20年先、人生の節目の段階で大きな苦難があったとき、サレジオで学んだ宗教心が心の支えになってくれたら、そういう気持ちで生徒を指導しています」と語る神父の北川先生。卒業して何年たっても戻る場所が用意されている、その安心感が生徒一人ひとりを支えているのかもしれません。
2009年◆オリエンテーションから始まるサレジオの生活
入学式の翌日から、静岡・韮山での2泊3日のオリエンテーションに参加する中1の生徒たち。サレジアンとしての第一歩は、仲間と寝食を共にし、生活全体を通してお互いを知り合うことから始まり、ここで学校の教育理念である「アシステンツァ=共にいることの大切さ」を学びます。
ワークショップの時間。生徒一人ひとりに先生が用意したカードが配られました。「僕のカードには『佐藤さんは南に住んでいる』って書いてある」「僕のカードには、『鈴木さんは平屋の家で猫を飼っている』って書いてあるよ」。1枚1枚に異なる情報が書かれています。「どういうことだ?」。自分が何をすべきか、今何を求められているのかを考える生徒たち。「地図を作ってみれば情報が整理されるんじゃない?」「紙とコンパスもあると便利かも」「じゃ、僕はこっちを分担するよ」。昨日の入学式で初めて顔を合わせたばかりのまだ慣れない仲間同士ですが、自然と役割分担ができていきます。バラバラだった情報を試行錯誤しながら整理し、やがてバーチャルの世界の村の地図が完成します。地図の完成と共に、集団の中で、仲間が必要な存在であり、そして自分も必要とされている人間であることを学んでいきます。
夜にはミサが行われました。さっきまで一緒に遊んでいた教師が実は神父様であったことを知り、驚く生徒もいます。初めてミサを経験する生徒がほとんどですが、厳かな雰囲気の中で神父様のお話が始まると、これまで子どもらしくはしゃいでいた生徒たちが一瞬にして静まり返り、自らの心を見つめる貴重な時間を過ごします。
滞在期間中は、ハイキングや大縄跳び、綱引きなど全体での活動時間のほか、スポーツやトランプなどの自由時間もあります。仲間に入れず居場所を見つけられない子がいれば、教師がそっと声をかけます。教師は生徒たちの心の声を聞き逃さないよう常にそばにいて見守り、より良い道へと導きます。次第に食事の時の会話の時間が長くなり、最終日の自由時間、いつしか大広間ではトランプに興じる大きな輪が出来上がっています。アシステンツァの種が生徒たちの心に植えられました。
2008年◆クリスマスの集い
サレジオ学院では、2学期の終業式のあと、毎年『クリスマスの集い』を催しています。オープニングは、吹奏楽部によるジャズの演奏。『ゲッタウェイ』『セプテンバー』の軽快な演奏に併せて、生徒達からは自然に手拍子が起こり、一気に会場は楽しい雰囲気に包まれます。
続いて街頭募金の報告です。12月中旬に、たまプラーザ・あざみ野・センター南の各駅前で中学生が中心になって行ないました。街頭と校内を合わせて集まった約140万円強は、インドの子ども達に贈られます。「クリスマスは、パーティをしてプレゼントを交換するだけのイベントではありません。人に奉仕し、自分の時間を他の人のために使う。それによって、温かい心や善意をいただき、さらにそれに感謝する。それがクリスマスなのです」と、自らもサレジオ学院の卒業生である長岡先生が教えてくださいました。生徒達は、この募金活動によって「人々の善意」という最高のプレゼントをたくさん手にすることができたようです。
最後はいよいよクリスマスの集いのメインイベントともいえる中2の降誕劇(ペイジェント)です。その年によって、合唱を交えたり、フィルムを流したりと様々な趣向を凝らしたものが披露されます。今年は全員参加の劇。ヨセフ、マリア、預言者や3人の博士などを初めとする多くの出演者に加え、舞台に上がらない生徒達は道具係りやナレーションなどを担当しました。わかりやすい内容、見ごたえある演技に、客席からは歓声や拍手が沸きあがり、とてもレベルの高いものに仕上がっていました。
サレジオの玄関前には『クリスマスの馬小屋と3人の博士』のミニチュアが飾られていました。
この馬小屋には、誕生した赤ちゃんのイエス様を中心に、マリア、ヨセフ、羊飼い、そして3人の博士の像があります。また、毎年12月25日までは正門前の木が電飾で彩られ、静かにクリスマスをお祝いしています。心の教育に重きをおくサレジオ学院。その根底には、キリスト教の人生観・世界観に基づいて生きる生徒を育成するという精神があります。
私たちがこの学校を紹介します!

僕たちは同じバレーボール部。クラスは違いますが、昼休みもよく一緒に遊びます。サレジオ学院の良いところは、学年を問わずに誰とでも気軽に話せること。そして、近代的できれいな校舎も自慢です。
中学生のほとんどが部活「イノチ!?」
運動部9つ、文化部6つ、ESS や鉄道・模型などの同好会が5つ。活動曜日が決まっています。中学生のほとんどが部活動に所属しています。部によっては中高別々に活動しますが、僕たちのバレーボール部は中高一緒で、週3 ~4日の活動です。練習は厳しいけれど、先輩が優しくて、とても楽しいです。人気なのはテニス部で、昨年は全国大会に出場し、部員数も一番多いです。コートに貼られた部訓「テニスと思うな!人生と思え!」は名物です。
自慢の体育館で、体育の授業も楽しさ倍増!
広々としたグラウンドのほか、体育館も僕たちの学校の自慢の一つです。バスケットボールのコートが2 面とれる大きな体育館は天井が高く、空調設備もあり、夏に蒸し風呂のような暑さになることがありません。
中庭が見える、明るい食堂。
200席あるから、すぐ席が見つかるよ
中学生から利用できる食堂は、席数約200。メニューは2 種類の日替わり定食と麺類やカレーライスなどです。人気はハニートーストで、半分に切ったトーストに生クリームとはちみつがのっていて100 円。とってもおいしいですよ。お弁当を食べた後にまだ物足りない!という時にもお勧めです。
図書館の自習室は勉強がはかどります
約2万3千冊の蔵書があります。各クラス2名ずつ選ばれた図書委員の生徒が司書の先生を手伝って運営しています。奥には自習室もあり、テストの前によく利用しています。
昼休みはビリヤードで盛り上がるコミュニケーションルーム。学年が違う友だちもできます
中2の教室の近くにあるので、昼休みなどはここでビリヤードをして友達と遊んでいます。他にカードゲームやサッカーゲームなどもあり、学年を問わず、いつも大勢の生徒でにぎわっています。神父様もいらして一緒にゲームをして遊んだり、聖書のお話を聞いたりすることもあります。
座談会:校長先生×保護者

鳥越政晴校長
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- Aさん
- 高3に長男が在籍
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- Bさん
- 高1に長男が在籍
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- Cさん
- 中2に長男が在籍
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- Dさん
- 中2に長男が在籍
■「生徒たちの卒業後の伸びしろを信じています」-鳥越校長
学院教育目標「25歳の男づくり」。社会人として、責任のある立場につく「25歳」の時に、自分の使命を実現し、人のために奉仕できる大人になってほしい。それが私たちの願いであり、サレジオ学院の教育の柱です。
人生における宝物は人間関係
中1のオリエンテーション合宿は友だちづくりの第一歩
鳥越校長 中高6年間に、部活、勉強、クラスを通じて培われる人間関係は、人として伸びていく大切なベースになるとともに、その後の人生の宝物になります。学院では、各学年で合宿行事を行い、より豊かな人間関係を築く手助けとしています。特に入学直後に行う「韮山オリエンテーション合宿」は、中1生の貴重な友だちづくりの場になっています。
Dさん 入学直後の宿泊行事ということで、少し心配でしたが、文字通り寝食を共にすることで、すぐに打ち解けられたようで、「いろんな子がいたよ。友だちができて楽しかった」と言って帰ってきました。遊びだけで、勉強が一切ないこともあり、めいっぱい楽しんできたようです。また、先生がキリスト教の話をしてくださって、今まで全く知らなかった世界が広がった、と目を輝かせていました。
中1、中2で学習習慣を育てます
鳥越校長 中1・中2は、あえて宿題を多く出して、勉強せざるを得ない環境にすることで、日々の学習習慣をつけ、勉強の仕方が覚えられるようにしています。
Dさん 中1の初めての中間テストの前に、担任の先生から、「自分で計画を立てて勉強するように」とご指導がありました。自分が分からない所を見つけ、時間配分を考え、と、具体的に教えてくださったので、少しずつ自分で計画を立ててやれるようになってきました。
Cさん 小学生の時は、私がすべて管理していましたが、親が言っても素直に聞かない年齢ですし、先生が代わりに言ってくださるので、親は黙っていられますね。
Bさん 部活の顧問の先生も、「この成績じゃ、試合に出せないぞ」とはっぱをかけてくださいます。春休みや夏休みになると、宿題がたくさん出ますが、部活も毎日あります。でも、息子の所属するテニス部では、部活中に「勉強の時間」が数時間あるんですよ。
Cさん そうそう、宿題持参で部活に行っていましたね。おかげで何とか宿題も提出できたようです。
進路決定、人間形成、すべてに先輩、先生、保護者が見守りサポートします
鳥越校長 中3では全員が、卒業生や、在校生、卒業生の保護者の職場10数カ所に受け入れていただきます。各職場で実際に行われていることを体験し、どういう資質が求められているのかを体感します。
Bさん 息子は去年の秋に証券会社に伺い、職場の厳しさを肌で感じてきたようです。他の職場を経験した友だちとも、情報交換していたようで、将来の仕事を考える上で、大事な要素になったと思います。
Aさん うちの息子は弁護士事務所に伺いました。実際の事案を見せていただいて、一つ一つ地道に調べて積み上げる、大変な仕事だと、言っていました。自分が抱いていたイメージと、実際の現場とはずいぶん違ったようです。
鳥越校長 高1は2泊3日の進路ガイダンスで、徹底的に進路について考えます。職業選択のもとになる心理テストや、大学教授の模擬授業などの昼のカリキュラムのほかに、夜には大学3、4年に在学中の卒業生が40人ほど駆け付けてくれて、泊まりがけで生徒たちと実際の大学での専門のことなどを、ざっくばらんに語り合います。高2からは文系、理系各3クラスに分かれ、少人数で受験に特化した勉強に取り組みます。サレジアンはその場に置かれるとやるようになるので、安心して見ています。それぞれが、高2のサレジオ祭が終わったらとか、高3のインターハイが終わったらなど、ギアを入れるタイミングを自分で決めています。
Aさん 部活の先輩の姿から学んでいるようです。息子は、引退の時に「部活を精いっぱいやったから悔いはない」と言い切った先輩の姿を見て、自分も現役の間はと、とにかく頑張っていました。先週引退して、やっと受験生になったところです。
Bさん 初めてサレジオ祭に伺った時に、生徒さんたちのホスピタリティも素晴らしかったのですが、お母様たちの喫茶室や、毎年大人気の「おやじの焼鳥」など、子どもだけでなく、みんなで学院に関わる、アットホームな雰囲気がいいな、と思いました。
Aさん 息子は、私が驚くほど何でも前向きに考えられるようになりました。この学校で、素晴らしい仲間、先輩、先生方にめぐりあい、たくさんの経験をしたおかげだと思います。
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