幅広い診療科目で地域を支える「医療コンシェルジュ」

整形外科・形成外科・美容外科・内科・小児科・皮膚科という幅広い診療科目の「松井クリニック」。体と心の健康美を追求する形成外科専門の院長、松井潔先生が目指すのは「極上のかかりつけ医」です。赤ちゃんからお年寄りまで、診療科目にとらわれず、どんな症状でも診療したいという熱い思いで、すべての患者に寄り添う地域密着型のクリニックです。

患者さんが何でも相談できる、そんな「極上のかかりつけ医」でありたい

――形成外科専門の医師になろうと思ったきっかけを教えてください

父親が仕事をする姿を見て育ったので、気づいたら自然と医師を目指していました。昭和43年に父親がこの地に開院した当初は産婦人科、その後、内科・小児科の診療も行っていましたが、私が志したのは形成外科です。美容というのは、からだの治療とは違い、生死にかかわるような病気ではありません。

しかし、例えば自分の容姿が気に入らずにいつも暗い気持ちでいる人が、二重瞼にしたことで自分に自信が持てて生き生きと過ごせるようになる…。そんなコンプレックスが改善され、見た目に自信がつけば、表情が明るくなり、外にも出かけたくなり、もっと人生が楽しくなるはずなんです。これってすごく大事なことだなと。女性たちがどんどん美しくなっていく姿を見るとき、形成外科を選んでよかったと心から思います。患者さんの見た目も心もからだも健康にできるやりがいのある仕事です。

――形成外科専門に特化せず、多くの診療科目を開設している理由を教えてください。

父が開院した内科・小児科・婦人科に、整形外科・形成外科・美容外科・皮膚科を加えた「松井クリニック」として新たに開院したのが平成12年5月です。以降、幅広い診療を網羅したクリニックとなりました。

医師になってからの5年間で一般外科や整形外科、救急救命センター、麻酔科、皮膚科など、あらゆる臨床経験を積んだ経験と知識が現在の診療に役立っていると思っています。これは、北里大学時代に専攻した形成外科の恩師である塩谷信幸先生の影響が大きいですね。「病人だけではなく正常な人のからだにメスを入れる形成外科医は、あらゆる診療科の範囲を超えて身体について深く知っておく必要がある」という教えが心に響きました。

――診療をするうえで、大切にしていることは何ですか?

私が目指しているのは、「極上のかかりつけ医」です。昔の町医者は、あらゆる病気を診たものでしたが、最近は医療が細分化され、よりレベルの高い医療が受けられるようになった一方、患者さんは身体の不調の部位にあわせて多くの病院にかかるという手間が増えてしまっている状況です。

私はそんな手間を解決したい。当クリニックでは、保険診療から自由診療まで幅広い診療科目に対応が可能です。たとえば腰痛で通院している患者さんが「今日は頭が痛い」という場合でも診療できます。昔の町医者のようにどんな病気・怪我でも診察するという姿勢で患者さんを受け入れつつ、あくまでも施術はクオリティの高いものを。そんなローコストでハイパフォーマンスな治療を提供したいと思っています。

その努力が認められてか、近年は県内外から多くの患者さんが来院されています。クリニックに初めて来院されたときは、その患者さんの多さに驚かれるかもしれませんが、待ち時間が短いのも当クリニックの特徴です。

ブログにLINEに新しい保険診療の導入…!走り続ける超熱血先生

――ブログを毎日更新し、情報発信にも力を入れていらっしゃいますね

毎日朝5時起きで、超熱血ブログを執筆していますが、今やルーティンワークになっているので特に負担ではないですね。クリニックのことに限らず、私が個人的に大好きなファッションの話なども自由に書かせて頂いています。「患者さんが健康への意識を高められるように」というのはもちろんですが、「患者さんのキレイを叶える立場なので、自分もいつまでもかっこよくいたい」「医療というジャンルにこだわらず、他の人がやらないことをやっていきたい」などさまざまな思いで続けています。

効果は絶大で、男性患者さんに「先生みたいになりたいのですが、どうしたらなれますか?」と質問を受けることもあります(笑)。 最近は超熱血MクリLINEもはじめました。その効果もあってか、県外からわざわざ治療を受けに来てくださる患者さんもいて嬉しいです。これからも情報発信は積極的に続けていきたいですね。

松井先生のInstagramも更新中!→コチラ

――治療のほうでも常に新しいことを取り入れていらっしゃるとか

2016年6月より、わき汗の保険診療をスタートしました。今までは自費で医療用の制汗剤を処方したり、自費でボトックス注射をおこなってきましたが、本格的に保険診療でボツリヌス療法を始めました。ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質から精製された薬をワキの下に直接注射する治療法のことです。この薬が交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックし発汗を抑えます。1回注射すると効果は4~9カ月持続するので、年に1~2回の治療で汗を抑えることができます。未成年でも治療が可能ですし、これまで保険診療外であれば5万円~10万円かかっていましたが、保険適用で約27000円(3割負担の場合)と、現実的になりました。

また、2016年4月よりニキビ治療での医療用LEDダイオード(オム二ラックス)や赤外線治療器クリアタッチS施術も保険適応施術として始めました。どちらも今まで自費で1回5400円で行っていた施術ですが、1回あたり約350円程度の負担(3割負担の場合)で受けられるようになりました。週に1~2回、1クール8~12回が基本となるので通院は必要ですが、何をやっても治らなかった頑固なニキビで悩んでいる方には、ぜひ試していただきたいですね。施術時間は約10~20分。痛みや赤みなどのダウンタイムもなく、施術は施術後すぐ化粧も可能という気軽さも魅力です。

最新の理学療法機器が揃う明るいリハビリ室(松井クリニック:神奈川県横浜市都筑区)

――今後はどんなクリニックを目指していきたいですか

医療の進歩で平均寿命が飛躍的に延び、男女とも80年以上生きる時代。どう生きるかが大事になっていると私は思います。「健康に」長生きすることを目指したい、さらにいえば、健康というのはからだだけでなく、見た目の健康も大切にしてほしいと考えています。当クリニックはそんな皆様の「医療コンシェルジュ」でありたい。地域の皆様が最初に利用することができ、的確な初期診断・初期治療を施せる理想的なプライマリーケアを目標に、診療科目に捉われず、赤ちゃんからシニア世代まで、ご家族の健康を守れる地域密着型のクリニックでありたいんです。「子どもの健診とお母さまのシミの治療を一緒にしたい」「最近、だるいけれど他に症状がなく何科にかかったらいいのか分からない」などはもちろん、いつでも気軽に相談してほしいと思っています。隣に自宅がありますので、「逃げも隠れもしません」(笑)

もちろん私自身も若さを保つ努力は惜しみません。毎朝5時に起きて必ずトレーニングし、クリニックで使用する美容器具なども自分で試していますし、みなさんに憧れられる存在でありたい。患者さんに「先生かっこいいですね」「若々しいですね」と言われるのが一番うれしい。これからも“超熱血ドクターM”として走り続ける自分でありたいですね。

先生の趣味・マイブーム

長身でスタイル抜群の松井先生は、セレクトショップでモデルを務めることもあるそうです。そのスタイルの秘訣は、毎日欠かすことのない筋トレにあります。朝5 時に起床し、ロングブレスダイエット、ダンベル、腹筋ローラーなどを使い20 分間たっぷり体を動かしています。学生時代よりもさらにスリムになった体形を長年維持されています。

▲院長 松井 潔 先生(松井クリニック:神奈川県横浜市都筑区)

北里大学医学部卒業。横浜市民病院、北里大学病院、北里大学病院救命救急センター、湘南鎌倉総合病院などに勤務。2000年に松井クリニック開院。日本形成外科学会認定形成外科専門医。その他各種関連医学会会員。

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