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【インタビュー】老若男女の困りごとをなんでも相談できるよろず相談所

院長 長田 展明先生

埼玉医科大学大学院卒業、埼玉医科大学第三内科助手、秩父病院内科、鴨居病院内科部長、菊名記念病院内科勤務を経て、2003年葛が谷つばさクリニック開院と同時に院長に就任。医学博士。

老若男女の困りごとをなんでも相談できるよろず相談所

長田展明院長の優しい人柄が、そのまま形になった葛が谷つばさクリニックは、小児科、消化器内科、在宅医療の3本柱を掲げ、かかりつけ医として地域の人々の悩みに幅広く寄り添っています。「病気を治すだけのところではなく、困ったことをなんでも話せる『よろず相談所』にしたい」と語る長田先生に、クリニックのことや地域医療にかける思いを伺いました。

小児科と内視鏡、訪問診療に力を入れる

――こちらは、どのような医院ですか?

 まず、都筑区は子供がすごく多い地域なので、小児科に力を入れています。僕も小児を診るのですが、池松先生という小児専門の医師を配置していて、彼女は日本アレルギー学会の専門医ですから、特にアレルギー疾患に関して専門性を持って診療をしています。喘息をはじめとしたアレルギー疾患は、ここに来ればなんとかなるというのを目指して診療をしていて、ほかのクリニックではあまりやられていない、食物負荷試験もしています。

 そして、このクリニックには、3本柱というのがあって、まず僕の専門である消化器、内視鏡には力を入れています。内視鏡検査では、痛くない、苦しくない、苦痛のない検査を第一に考えています。実際に、ほかのクリニックの内視鏡検査ですごくつらい思いをして、もう二度としたくないという人が、クチコミでくることも多いんです。うちでは静脈麻酔を使って検査をするので、患者さんは眠っている間に検査は終わります。そして特に内視鏡検査は、時間をとってしっかりとしたいと考えているので、緊急の場合を除いて1日に1人の検査をしています。
 
そして、2つ目の柱は最初に話した小児科の診療で、3つ目の柱が、訪問診療です。都筑区は、横浜市の中で一番若い区ではあるのですけど、それでも高齢化は進んでいます。そういう方たちが、最初は外来で通っていて、通えなくなったからさようならというのは、僕は非常に寂しい話だなと思っているので、そういう場合は、訪問診療に行きますということにしています。胃ろうや在宅酸素療法の管理もしていますし、ここは機能強化型在宅支援診療所なので、24時間体制で対応しています。太いパイプを持つ基幹病院もありますから、そういう所とも連携をしながら、密度の濃い在宅診療をして行きたいと考えています。

――どのような患者が多いのですか?

 うちは、よろず相談所という感じで、本当にいろいろな患者さんに来てもらっています。毎年、研修医が来ますけど、後ろで見ていて最後には「先生は何科ですか?」っていうくらいです(笑)。風邪や生活習慣病の方はもちろん、泌尿器科の人もいれば皮膚科の人も、心療内科の人も来ます。僕はこのクリニックを、とりあえず困ったらここへ来ればなんとかなる、ここでわからなくてもちゃんとしたところを紹介してもらえる、納得して帰れるようにしたいと思ってがんばっているので、そういう意味でいろいろな患者さんがくれているのは、本当にうれしいことです。

――最近、乳腺外来を始めたと伺いました。

 京都府立医科大学でかつて臨床教授を務めていた山根越夫先生にきていただけるようになって、乳腺外来ができるようになりました。都筑区では、乳腺を専門に診られる先生がどんどん減ってきていて、乳がん検診も困っているんです。それに、一般的には40歳以上が乳がん検診の対象になりますけど、最近ではもっと若い人も検査を受けた方が良いという話もあるので、地域のニーズにも合っているんです。そのために今回、最新型の超音波診断装置を導入しました。乳がん検診では、マンモグラフィーが一般的ですが、若い人の乳がんは、超音波のほうが優れているんです。それにマンモグラフィーと違って痛みもありませんから、乳房のしこりや痛み、分泌などの症状があれば、早く乳腺外来を受けてほしいと思います。

患者が不安を持って帰らないように

――診療で心がけていることはありますか?

 患者さんが、不安を持って帰らないようにと思っています。患者さんが、何かわからないなとか不安だなと思いながら帰るのは、患者さんはもちろん、僕自身も一番よくないことだと思っています。しかし、限られた診療時間の中で、全員に対してそうするのは難しいですから、当院では、待合室にコンシェルジュを置いています。彼女たちには勉強会もしてもらっているので、僕らが診ている病気のことも知っています。そして、待合室にいる患者さんに不安そうな顔を見つけたら、すぐに大丈夫ですかと声をかけるようにしてもらっています。そして、コンシェルジュや看護師で解決できるものならしてもらって、そうでないものは、先生と話す時間を作りますと言って待ってもらうようにしています。

 あともう一つが、できるだけ専門用語を使わずに、ゆっくり話すようにしています。僕は、よく早口だと言われるのですが(笑)、限られた時間の中でできるだけ情報を伝えようとすると、どうしても早口になってしまうんです。しかし、患者さんに理解してもらえないと意味がないので、多少の時間がかかってもゆっくりと話そうとがんばっています(笑)。

――健康的に生活を送るためのアドバイスはありますか?

 教科書的なお話になりますが、まずは健康診断を受けましょうということです。会社員は、わりと健診を受けますけど、専業主婦や自営業の方も健診をしっかりと受けていただいて、何かの異常があれば、とりあえず診察を受けることです。薬を飲むようになるのが嫌だという人もいますけど、少なくとも僕は、すぐに薬を飲みましょうとは言いません。内容にもよりますけど、生活習慣を見直したりしながら、様子を見るところから始めますから、怖がらずに安心をするために検診や診察を受けてほしいと思います。

困ったことをなんでも話せるよろず相談所

――先生は、なぜ医師を志したのですか?

 はっきりとした理由は覚えていないのですが、幼稚園の年長さんのときに、大きくなったら何になりたいかを書いた卒業文集的なものに、ほかの子はウルトラマンや消防士と書いているのですが、僕はそこにお医者さんになりたいと書いているんです。その頃からずっと、将来は医師になりたいというのは変わりませんでした。別に医師の家系ではないんですけどね。僕は喘息持ちで、注射1本で発作の苦しいのが治るのはすごいなと思ったこともあるので、それも理由の一つかもしれません。

 消化器科を選んだのは、武器が多いからです。僕は内科のジェネラリストになりたいと考えていたのですが、昔は今のような総合診療科というのがありませんでしたから、内科全体を比較的広く診ることができるのは、消化器内科だったんです。良い選択だったと思っています。

――休日は、どのようにリフレッシュをしていますか?

 このクリニックは、土曜日や第1と第3の日曜日も診療をしていて、クリニックは水曜が休みですが、その日は老人ホームなどの往診をしていますから、普段の休みはほとんどないんです。その代わりと言ってはなんですが、夏休みや冬休みといった長期休暇は、しっかりと取るようにしています。冬には1級を持っている大好きなスキーを楽しみます。

 あとは、スキューバーダイビングは学生の頃から結構真剣に取り組んでいて、今も続けています。長男が小学6年生になって体験ダイビングができる年齢になったので、20年ぶりに石垣島へ行って、マンタを見て感動しました。

――最後にメッセージをお願いします。

 僕はここを、病気だけを治すところではなく、困ったことをなんでも話せるよろず相談所だと思っているので、こんなことを聞いて良いのかとか思わずに、疑問や不安なことはなんでも、遠慮なく聞いてほしいと思います。小児から高齢者まで、いろいろなことに対応できる体制が整っていますから、気軽に受診してください。

先生の横顔

 学生時代からスキューバダイビングが大好きという長田先生。奥様ともダイビングがきっかけで知り合われたとか。先日、ご家族と沖縄旅行に行ったそうですが、ご長男がダイビング体験に参加できる年齢になったのを機に約20 年ぶりに潜ったところ、間近でマンタに遭遇して大興奮。すっかりダイビング熱再燃だそうです。

SPOT INFO スポット情報

葛が谷つばさクリニック

小児科 アレルギー科 外科 皮膚科 内科 形成外科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科
所在地 都筑区葛が谷4-14 ベルデメゾン1F
TEL
アクセス
  • 都筑ふれあいの丘駅より徒歩1分

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