澄みきった青空のような、爽やかな笑顔を目指す

澄みきった青空のような、爽やかな笑顔を目指す

あざみ野駅からバスで9分。落ち着いた住宅街の一角にあるあおぞら歯科は、さまざまな口の中のトラブルを抱えている患者さんに、澄みきった青空のような、爽やかな笑顔を取り戻してもらえるような診療をしています。一般歯科や小児歯科、予防歯科やインプラント、訪問診療など幅広く歯科医療に取り組む院長の今村圭一郎先生に、医院のことについてお話を伺いました。

口の中のトラブルに幅広く対応する

――こちらのクリニックの特長を教えてください。

僕を含めたスタッフ全員が、元気で活気のある医院です。病院は、治療の痛みや、何より病気の人が来るところなので、どうしても負のイメージがつきやすいのですが、それを吹き飛ばせるような活気のある医院作りを目指しています。医院名も、当院の理念に基づき、青空のような爽やかな、澄み切った笑顔を患者さんに届けるための治療をしていきたいという思いを込めています。

診療は、一般歯科、小児外科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、インプラント、訪問診療と、口の中のトラブルに幅広く対応しています。土曜日と日曜日も昼過ぎまで診療をしていますし、火曜日と木曜日は、もう一人、女医の川路先生に来てもらって2人体制で診療をしています。歯科衛生士も6人と充実しており、医師と歯科衛生士、歯科助手の役割をしっかりと分けているので、その分、私たち医師は、治療に専念できています。

この辺りは住宅街で、患者さんの9割は近所の方です。近所に幼稚園や保育園もあるので、ほかの医院と比べると子供の患者さんが多いかもしれませんね。それに、この辺りの方たちは歯に対しての意識が高いので、歯が痛いと言って来院される患者さんのほかにも、クリーニングや、単にきれいにしたいというよりも、ここのところをもう少しこうしたいなど、来院目的は多種多様です。

――歯のメンテナンスでの来院が増えていると伺いました。

メンテナンス希望での来院は増えてきました。メンテナンスはしっかりと時間をとって、歯科衛生士が1時間程かけて行っています。口腔内カメラを使って、しっかりとビフォーアフターを映像でお見せして、例えば半年前にクリーニングをしたばかりなのにこんなに汚れているとか、逆に汚れていないといったことがわかるので、日頃から歯がしっかり磨けているのかなど、患者さん自身の歯に対しての見直しにもつながるので良いと思っています。

あとは、歯茎マッサージです。トレーニングを受けた歯科衛生士が、歯茎からほっぺ、顔の噛む筋肉、首回りから肩のあたりまで、歯茎用のジェルをつけてマッサージをします。終わったあとは皆さん、気持ちよかったといってくれますよ。口の中に痛みがある人は、まずそれを治療してからになりますが、メンテナンスでクリーニングに来てくれる人には、無料でセットにしてやっています。これが目当ての患者さんも、少なくないみたいです。

時間をしっかりととって治療やメンテナンスをする

――診療で心がけていることを教えてください。

まずは、説明をしっかりとすることです。メンテナンスでしっかりと時間を取っていると話しましたが、治療でも、治療前と治療後にしっかりと説明する時間をもつため、普通の医院よりは長めの一人あたり45分を取っています。治療前と治療後にしっかりと説明ができるようにするためです。処置中に写真を撮りますから、今日はこんな虫歯があったので、「こんな処置をしました」「もしかしたら、こういうふうに痛みが出るかもしれないので次はここを治療しますね」というようにお話をします。その上で、説明がわかりにくくて納得できなかったら、次回の治療前に再度説明をさせてもらって、納得をしてもらった上で治療を進めていきます。写真を撮ることでどのように治療が進んでいるのかを残せるので、患者さんも安心して通院いただけると思います。

また、口の中に入れるものはできるだけ使い捨てにして、そうでないものは滅菌をして、常に清潔な機材や材料で衛生面に細心の注意をはらい診療をしています。
治療での痛みが少ないという理由での来院はもちろん、先生の顔を見に来たよと言ってもらえるのが理想であり、目標です。

――特に力を入れていることはありますか?

子供は予防、大人はメンテナンスです。予防という点においては、マタニティ歯科も力を入れています。妊娠したときから、その子の歯の成長は始まりますから、最初からしっかりと面倒を見ていければなと思っています。私は子供が3人いますし、川路先生は4人の男の子のママですから、妊娠中や出産後の口の中のことも安心して任せてほしいと思います。それに、うちには保育士がいますから、子供を預けてもらって、お母さんもゆっくりと治療が受けることができます。

また、この辺りも高齢者が増えて来ているので、訪問診療にもより力を入れていきたいと考えています。歯の治療だけではなくて、食べる、飲み込むといった機能についても勉強をしながら、しっかりと対応できるようにしておきたいと思っています。

――子供の歯の健康について、アドバイスはありますか?

仕上げ磨きをしていますというお母さんは多く、それはとても良いことなのですが、乳歯と言っても20本ありますし、歯の形はすごく複雑ですから、すべてを1本ずつきれいに磨くのはとても大変な作業です。だから、幼稚園などの歯科検診で大丈夫だと言われても安心をしないで、できれば年に3回くらいは歯医者に来てもらって、衛生士に自分ではできない細かいところのクリーニングを受けてほしいと思います。家に例えれば、換気扇のダクトの中のように、プロに任せたほうが安心なところもあるんですね。親御さんも含めて、衛生士にそういうところを掃除してもらって、お子さんであればフッ素を塗って、しっかりとメンテナンスをして健康な歯を維持してほしいなと思っています。

お母さんたちにも、診察を受けてほしい

今、手伝ってもらっている川路先生から、歯科衛生士、助手、受付までのスタッフがみんな良い人ばかりで、来ていただいている患者さんも良い人ばかりで、順調すぎるくらい順調で、良い診療ができていると思っています。開院当初は2つだったユニットも4つにできましたし、念願のCTも導入して、電気メスなどの機材も含めて、より良い治療を患者さんに提供できる環境づくりが進んでいます。

――先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

実は高校を卒業してから、国立大学の工学部に一度入学しているんです。でも入学したことに安心しちゃって、遊び呆けていて、すぐに留年が決まってしまったんですね。それで、どうしたものかと考えているうちに大学も辞めてしまって、それからしばらく家具の配送や引っ越しのアルバイトをしていました。

でも、ある日、このまま歳をとって体力がなくなってきたときにはどうなるんだろうと不安になり、このままじゃいけないと一念発起して医学部を目指し、それから思うところがあって歯学部にスライドして入学しました。僕はもともと理工系でしたから、歯を削るのとか、入れ歯や補綴物を作るのが得意だったんです。今も、技工士さんにお願いしないで、自分で作ることもあります。

――最後にメッセージをお願いします。

お母さんたちは、お子さんのことで忙しいと思います。自分の予定よりも子供の都合を優先するのが親というものですけど、そんな中でもなんとか時間を作って治療やメンテナンスを受けてほしいですし、来てもらえるような医院を目指していきたいですね。口の中にトラブルがあれば治療をして、歯のクリーニングや歯茎マッサージをして、リラックスできる時間と空間を提供できればと思っています。

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