HOME レポート 【ビタママレポート2016】机上の学力だけではない真の考える力、人間力を培う教育
レポート 小学校
スポット
和光鶴川小学校

【ビタママレポート2016】机上の学力だけではない真の考える力、人間力を培う教育

机上の学力だけではない真の考える力、人間力を培う教育

 教育課程を「教科教育」「行事・自治活動等の教科外教育」「生活べんきょう・総合学習」の3つの領域に分け、独自の教育カリキュラムを実践しています。これは、文部科学省が定める学習指導要領を分析・検討しながら子供達の発達に合わせて編纂したものです。「教科教育」では子供たちの学ぶ姿を分析した「手づくりの教科書」を用います。ただ知識を覚えて答えを出すのではなく、答えに行きつくまでの過程についてを自ら考えたり、クラス全員で討論したり。仲間との共感やぶつかり合いを通して、物を見つめる目、考える力を習得し、自ら学ぶ力を身に付けていきます。
 また、4年生以上に選挙権、被選挙権が与えられ、そこで選出された委員が中心になって行う「児童会」では、学校をより良くするための活動が活発です。「車いすの人のためのエレベーター設置」は役員を中心に子供たちが考え、それを学校が受け止めたことで実現しました。共同教育を行う同校ならではの目線です。子供たちのまっすぐな心の成長と共に学校の懐の広さを感じます。この3つの領域が相互に作用することによって心と体のバランスがとれた豊かな人間性を育んでいきます。

知的好奇心を刺激する探求的・体験的な学習

 1~2年生の「生活べんきょう」は、社会、理科、工作・技術、学活の4分野に代わる教科で、机上の学習に留まらない「生きた学習」を行います。3年生以上になると「総合学習」となり、動植物や環境、そして修学旅行で行く沖縄などをテーマに、調べ学習や意見交換、レポート作成などを行う発展した内容になります。
 2年生の「生活べんきょう」を取材しました。この日は「誕生」がテーマで、赤ちゃんがお母さんのお腹の中でどのように過ごしたのかをクラスみんなで考えていきます。「赤ちゃんの体の向きは?」と担任の入沢雅代先生。1年生のときに学習した「からだ探検」で器官について学んだ知識を振り返りながら、「生まれるときに首が引っかかるから頭が下かな」「頭に血が上っちゃうから頭が上」「羊水で溺れちゃうから横向き」などの意見が出されます。教室の机はコの字型に並べられているのでお互いの顔が見やすく、友だちの意見に賛同したり、友だちの意見を踏まえてさらに考えたりしやすいところも特徴です。「自分のこと、友だちのことという身近なところから考え、伝え合う力も伸ばしていきたい」と入沢先生。学習のまとめとして、自分が生まれたときのことを家族に聞いて「自分の誕生の絵本」を作ります。他の教科で培った知識をフル活用した探求的な学習は知的好奇心を刺激し、学び方を身に付け、本当の学力につながります。

SPOT INFO スポット情報

和光鶴川小学校

小学校
所在地 東京都町田市真光寺1282-1
TEL
アクセス
  • 小田急線鶴川駅よりバス10分
  • 京王線若葉台駅よりバス10分 東急田園都市線たまプラーザ駅
  • あざみ野駅などからスクールバス50分

SHARE PAGE 友達にシェアする

HOME レポート 【ビタママレポート2016】机上の学力だけではない真の考える力、人間力を培う教育
TOP