『地頭力』を育てる算数教室のレッスンについてプラチナム学習会の代表に伺いました。FMサルース「サルオルビタママサロン」より

東急沿線にゆかりのあるパーソナリティが、地域情報やテーマに沿ったトークをお届けするSALUS all in one。毎週(金)13時40分からのコーナー「サルオルビタママサロン」では、ビタミンママが独自にリサーチするテーマに寄せられたアンケート結果と、そのテーマに関するゲストの方からのお話をお伝えしております。

テーマは「今どき小学生の習い事事情」。

今回は、「プラチナム学習会」塾長の泉谷顕縦さんにお電話でご出演いただきました。

「プラチナム学習会」塾長の泉谷顕縦さん

「プラチナム学習会」では、3歳から9歳までの子どもを対象に、算数を切り口にした能力開発をしています。『地頭力』を育て、どんな課題も、自ら解決する思考力を身につけます。

パーソナリティからの「学習は小学校で教わる算数のようなものですか?」という質問に、泉谷さんは「幼稚園や保育園では、数を数える時に指を使うことが多いと思いますが、私たちは、目で見てすぐに数が言えるようなトレーニングをしています。」とのこと。

「具体的にどんなトレーニングなんですか?」と聞くと、泉谷さんから「人間の目は5までの数は瞬時に捉えることができますので、視覚的に、それを活かしたトレーニングをしています。」とのお話がありました。10までの数は5までの数の組み合わせで捉え、次に20,100,1000と数を増やしていくのだそうです。

トレーニングで4桁の数まで量として認識できるようになった後、「重さ」「長さ」「かさ」の学習に入ります。瞬時に数が分かるようになった子どもたちは、数量感覚が飛躍的に伸びており、数と量が一致するようになっているとのこと。0から5までの数をしっかり捉えることから始まり、数量感覚にまで結びつくトレーニングなのだそうです。

なかなか興味深い学び方ですね。

また、泉谷さんは江戸時代に流行した「和算」にも注目しています。現在も、鶴亀算やねずみ算などありますが、和算は江戸時代に日本人が独自に考えたものです。その時代、「塵劫記(じんこうき)」という数学書が全国に広まり、一家に一冊はあるという程、子どもから大人まで、数学が大流行していました。変わった問題や面白い問題を解くことが娯楽の1つであった当時、「日本の数学は世界でもトップレベルだった」と言われています。そこで、泉谷さんは「和算は今の数学に通じるところがある」と考え、レッスンに取り入れ、楽しみながら学ぶということも大切にしていると話してくださいました。

プラチナム学習会では、子どもたちの「地頭」を鍛えることを目指しています。「地頭力」とは、「子どもが自分で考えて行動できる力」だと泉谷さんは言います。レッスンで数や量の本質を理解し、どんな問題にも応用できる習慣付けをしているとのことです。

パーソナリティ蒲田さんからの「小さい子どもたちは(算数を)楽しく学んでいますか?」との質問に、「楽しくないと身に付きませんからね」と笑う泉谷さん。レッスンは専任講師が完全個別対応しているため、子どもと先生との信頼関係が深まり、学習の相乗効果になっているそうです。

何歳から始めても地頭力はつきますが、算数や数学に苦手意識をもつ前の小さい頃から楽しみながら始めていれば、気が付くと難しい問題も解けるようになり、自分の能力をより発揮できるようになるとのことです。「大人になってからは大変な努力が必要ですね」の泉谷さんのコメントに、パーソナリティー蒲田さんも「頭が凝り固まってますからね~」と笑う場面もありました。

最後に、「親は受験などで、やきもきする気持ちになると思いますが、できるだけ子どもを型にはめず、子ども自らが伸びる力を信じて、子育てを楽しんでいただきたい。」と、泉谷さんから温かいメッセージをいただきました。

プラチナム学習会では、リモートレッスンも設けています。通うことが難しいご家庭や、海外にいるご家庭からも人気だそうです。
子どもの「地頭力」の伸ばし方が気になる方は、プラチナム学習会をチェック!


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