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子を持つ親の立場で、子にも親にも分かりやすく
「地元の都筑区に貢献する、地域密着型の医療を行いたい」という院長の濱田先生。若い世帯の多いこのエリアで、小さなお子さんをはじめとする多くの患者さんの診療にあたっています。濱田先生ご自身が3人の子どものお父さんでもあり、まだじっとしていられなかったり症状をうまく伝えられなかったりする子どもの病気には、親の理解や協力が不可欠だと考えています。特に注意が必要になるのが、痛みがないために進行に気づきづらいタイプのもの。先生が大学病院で専門外来を担当していた小児滲出性中耳炎もこれにあたり、知らないうちに重い中耳炎に進行することもあるそうです。こういった病気を見逃さないため、来院時には症状に関わらずまず耳をチェック。また、患部の状態を静止画と動画で確認できる「画像ファイリングシステム」を使い、子どもにもお母さんにも分かりやすい説明を心掛けています。
大学との連携で、機動力と広い視野を強化
水曜日の午後と土曜日に大学病院の耳鼻咽喉科専門医による診察枠を設けているのも、はまだ耳鼻咽喉科の特徴です。濱田先生は特に耳を専門としているため、主に鼻やのどを専門とする4名の先生が交代で担当しています。これは「広範囲での専門的診断が病気の早期発見に果たす役割は大きい」という濱田先生のお考えから始まりました。耳鼻科の病気は半日や1日といった短い期間に急速に進行してしまうものが多いため、手術や専門的な検査が必要となった時には大学病院の先生をスムーズに紹介する必要があります。そのためには地域医療全体としての機動力を高めることが重要と、濱田先生ご自身が数年前に大学病院側へ提案されたそうです。大学病院側にも、同院で診察済みの患者であれば病状把握から治療までを最速で進められるというメリットがあります。以来、分野の垣根を越えた専門的な視点で病因を探り、他の病気との関連性も含めた治療法を見出すなど、幅広い視野だからこその効果的な診療を実現してきました。こうしたネットワークは新しい治療法、薬といった医療情報の源ともなり、患者さんへのベストな治療につながるため、常に意見交換も欠かさないそうです。「医師としてできる限りのことを尽くしたい」という濱田先生が目指すのは「なんでも相談できる足長おじさん」。「病気に対して慎重になるのは当然のこと。さまざまな治療法から納得できるものを見つけていただきたいです」と、セカンドオピニオンを求める患者さんも歓迎しています。

東京慈恵会医科大学卒業。
東京慈恵会医科大学附属病院耳鼻咽喉科、大森赤十字病院耳鼻咽喉科、東京厚生年金病院耳鼻咽喉科医長を経て、2003年はまだ耳鼻咽喉科開院。
日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。
先生の横顔
横浜育ちの濱田先生ですが、会話の端々には関西弁が。これは、実業家のお父様がご多忙だった幼少期、兵庫県は丹波篠山の祖母宅で過ごすことが多かったため。自然環境に恵まれた大地を思いっきり駆け回ったり、都会にはない高さの木に登ったりと、元気いっぱいで外遊びを楽しんでいました。現在もアウトドアは大好きで、休日は3人のお子さんと一緒に釣りに出かけることが多いそうです。子どもに対する笑顔にベテランパパの一面もうかがえる、素敵な先生です。
- 風邪をひいた時、小児科に行くべきか耳鼻科に行くべきか迷うのですが、こういう風邪のときは耳鼻科へという目安はありますか? (耳鼻咽喉科)
- 実際に診断してみないとわかりませんが、基本的には鼻水がひどいときは、まず耳鼻科にいらしてください。
咳が出ている時には、耳鼻科的なものとしては、流行性感冒によるもの、アレルギー性咽喉頭炎、副鼻腔炎などを起こし鼻水が喉に流れ落ちることによるもの、などが考えられます。小児科的なものとしては喘息や肺炎などが考えられます。後者の場合は、胸の音が診断基準になります。お子さんの胸に耳を当て、音を聞いてみてください。ヒューヒュー、ゼロゼロしている場合は小児科にいらしてみてください。
熱のある場合や膿性の鼻水が続いている場合は、中耳炎が心配です。耳鼻科で診察してもらうことをお勧めします。 - どんな時に小児滲出性中耳炎を疑ったら良いのでしょうか。また、治療にはどれくらい時間がかかるのでしょうか。 (耳鼻咽喉科)
- ひとことで中耳炎と言っても、その種類はさまざまです。急性中耳炎と違い、小児滲出性中耳炎は痛みを伴わないため、お子さん自身やご家族の方が気づきにくいのが特徴です。この病気は鼻かぜを繰り返すことにより粘膜が慢性的に炎症してしまうことが要因ですので、よく鼻をすすっているお子さんは、要注意です。また、そうした粘膜の機能低下により耳の奥に膿がたまるため、聞こえが悪くなるのも症状として一般的です。呼びかけても振り返らない、よく聞き返すなどの様子に気づいたら、進行を食いとどめるためにも早めに耳鼻科を受診してください。そして小児滲出性中耳炎だと診断された場合、完全に治りきるのは二か月が目安と考えてください。一時的に状態が回復したとしても、菌を完全に退治できないと、後から繰り返す原因となり得ます。また、その間に新たな菌に感染するなどして慢性化することも、よくあるケースです。根気よく治療を続け、処方されたとおりに最後まで薬を服用することで、完治させてあげることが大切です。
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・待合室には、50インチのプラズマディスプレイに映し出されたアニメーション、ぬいぐるみや絵本に加え、バラエティに富んだ雑誌やコミックが用意され、子どもから大人までがくつろげる空間になっています。
・おむつ替えシートのある清潔なトイレ、24時間連続稼働の空気殺菌脱臭装置やプライバシーを気遣った中待合など、患者側に立った細かな配慮にあふれています。
・子どもに対し、先生は「えらいな~」「がんばったな~」と気さくに声をかけながら治療をしてくださいます。