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女性への配慮が充実した空間にリニューアル
2011年9月、カリヨン奏でるクリニックが腹腔鏡手術のスペシャリストである坂口先生を新院長に迎え、「カリヨンレディースクリニック」としてリニューアル。「地域の女性から愛されるクリニックでありたい」と坂口先生が語る通り、アロマの香り漂う優しい雰囲気の待合室、広々としたキッズスペースなど、女性への気遣いが光るクリニックに生まれ変わりました。
体への負担を最小限に抑えた腹腔鏡手術
坂口先生はおよそ900件以上の子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症、子宮外妊娠といった腹腔鏡手術の実績があり、数々の難症例にも対応してきました。腹腔鏡手術とは子宮、卵管、卵巣に生じたさまざまな疾患に対して行われる低侵襲の内視鏡手術。5~12ミリの小さな穴を4ヵ所ほど開けるだけなので、手術にともなう癒着の発生率も低く、入院期間は5~6日、退院後は1週間ほどで日常生活に戻ることができます。体に優しい手術として普及し始めていることから、手術は半年から1年待ちになるケースも多いのですが、同クリニックでは予約から2~3ヵ月で手術が可能になることも。手術は系列の市ヶ尾カリヨン病院で行い、術後の回診まで坂口先生がフォローしてくださるので安心です。「ほんの少しでも気がかりなことがあればまずはご相談ください。解決策を必ず見つけます」と力強く語る坂口先生。一人一人の悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングと、豊富な実績に基づいた安心の医療を目指します。
月経困難症から各種がん検診まで幅広く対応
同クリニックの診療科目は婦人科と乳腺外科。乳腺外科はマンモグラフィや超音波診断装置などの最新医療機器を導入し、主に女性の医師・放射線技師による診断・治療を行っています。また、婦人科は女性特有の悩みである月経痛、無月経、月経不順、更年期障害などにも幅広く対応。体質改善を視野に漢方薬での治療を推奨しており、体に少ない負担でホルモンバランスを整えます。特に月経痛は、「この程度で病院に行くなんて」と受診をためらいがちですが、「痛みを軽減するという選択肢も知ってほしい」と坂口先生。患者さんのニーズに対してさまざまな選択肢を用意できるのは、豊富な臨床経験を積んでいるからこその強みです。さらに「もっとも大切なのは病気を未然に防ぐこと」をモットーに、同クリニックでは乳がん・子宮がん検診日を特別に設けるなど、病気の早期発見、早期治療に努めています。

防衛医科大学校卒業。防衛医科大学校病院、自衛隊阪神病院、九州大学病院、九州医療センター、松山赤十字病院、矢崎病院を経て、2011年カリヨンレディースクリニック院長に就任。
先生の横顔
取材日、再来の患者さんに「遠方から足を運んでいただき、いつもありがとうございます」と笑顔であいさつを交わしていた坂口先生。仕事に対する情熱は人一倍で、昼間は外来の診察・手術、夜間や休診日には手術後の回診と多忙な日々を送られていますが、休日は8歳、6歳、0歳のお子さんと公園に行き、ボールや縄跳びで遊ぶなど、ご家族との団欒の時間も大切にされているそう。特に「0歳の子どもはかわいい盛り」と、目尻を下げて話す姿が印象的でした。
- 子宮頸がんと子宮体がんの違いを教えてください。 (婦人科)
- 子宮頸がんは子宮の入り口である頸部の表面の細胞から発生するがんです。若年者に多いのが特徴で、25~34歳の女性の腫瘍では最も多い病気です。好発年齢は30~40代ですが、進行がんは60歳以降に多く見られます。性交渉によって感染すると言われているヒトパピローマウイルス(HPV)と深い関係があり、性体験、妊娠・出産回数が多い人ほど発症の危険性が高まります。一方、子宮体がんは子宮の奥にある内膜から発生するがんです。閉経以降の50~60代に多く発症が見られますが、最近は若年化の傾向があります。高齢未経産婦、不妊、生理不順、他臓器がんを患ったことがある方や、肥満、高血圧の方は特に注意が必要です。子宮頸がん、子宮体がんの症状として不正出血が挙げられますが、無症状の場合も多くあります。定期的に検査を受けるようにしましょう。
- 子宮がんの検査にはどのようなものがあるのでしょうか? (婦人科)
- 子宮頸がんの検査は子宮出口をブラシでこすり細胞を採取します。痛みが少なく短時間で終わるので、受診者の負担が比較的少ないのが特徴です。一方、子宮体がんの検査は子宮内膜をブラシでこすり細胞を採取しますが、子宮体部は子宮頸部に比べて痛みを感じやすく検査に出血を伴うこともあります。子宮頸がん・子宮体がんは定期的に検査を受けていれば比較的見つかりやすいがんと言われていますので、自覚症状がなくても年に1度は定期検診を受けるようにしましょう。
- 近頃よく耳にする子宮頸がん予防ワクチン、サーバリックスとガーダシルについて教えてください。 (婦人科)
- 子宮頸がんの原因とされているHPVウイルスには100種類以上のウイルス型が存在しており、そのうちの15種類が子宮頸がんの発症に深く関わっていると言われています。なかでも、もっとも感染度が高いと言われるウイルスがHPV16型、18型で、この2つのウイルスの感染を予防するために開発されたのが子宮頸がんワクチンです。ワクチンはサーバリックスとガーダシルの2種類あり、効能と用法に違いがあります。サーバリックスはHPV16、18型に対する2価ワクチンです。一方、2011年9月に認可されたガーダシルは、HPV16、18型に加え、尖圭コンジローマなどの原因と言われるHPV6、11型の4型に予防効果がある4価ワクチンです。尖圭コンジローマとは性器周囲にいぼができる疾患で、治療しても再発する可能性が高いと言われています。どちらのワクチンも3回の接種が必要です。この2つのワクチンに互換性は確認されていないので、途中から他方のワクチンに変更することはできません。また、性交渉を開始する前にワクチンを接種することで効果が高まるため、10代での摂取が推奨されています。ワクチンはHPVを排除したり、がん細胞を治したりする効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。HPV6、11、16、18型以外の型が原因とされる子宮頸がんも確認されているため、ワクチン接種後も定期検診を受けるようにしましょう。
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・待合室、トイレ、内診室、通路などがすべて広く、車いすでも移動が可能なので、体が不自由な方やお年寄りにも安心です。
・近隣に提携宿泊施設があり、遠方からの患者さんや手術時などに患者さんの家族が利用する場合もあるようです。
・ホームページには院長先生の腹腔鏡手術の実績が症状別に細かく記載されており、誠実さを感じます。
・系列の市ヶ尾カリヨン病院は歩いてすぐです。医療連携が整っているので入院が必要になった場合にも安心です。