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患者さんとの対話が基本 隠れたサインを見逃しません
院長の州弘先生は専門の呼吸器内科と内科全般を担当、副院長の敬子先生が皮膚科、麻酔科とリハビリテーション科を担当し、幅広い分野の診療をカバーしています。家族ぐるみでかかる患者さんも多く、待合室には0歳の赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる年齢層の方の姿が見られます。「表面に現れている症状の原因を、患者さんの話から丁寧に拾い上げるので、ついつい診療時間が長くなってしまいます」と、州弘先生。些細なサインを的確に診断するのは、長年の経験から。何らかの兆候を感じたら、超音波検査やレントゲン、内視鏡、血液検査と徹底的に調べ、原因を究明します。「痛みは治まったけど、母が受診しなさいと言ったので、と一人で受診した中学生のケースが忘れられない」と州弘先生。問診では分からなかった胸水を超音波検査で発見し、専門病院を紹介。精密検査の結果T細胞リンパ球性白血病と判明し、早期治療で完治したそう。「今は元気に大学生活を謳歌していると聞きました」。
皮膚トラブルと神経ブロック療法のエキスパート、敬子先生
アトピー、汗疹、とびひなど、乳幼児に多い皮膚トラブル。「塗り薬を塗るのも、今だからこそできるスキンシップの一つと思って、楽しんで」。子育て経験に裏打ちされた敬子先生のアドバイスは、育児に悩む若いママたちに説得力大です。また、肩や腰、膝の痛みで受診する患者さんも多いそう。最新鋭の理学療法機器を使ったリハビリのほか、つらい痛みには、神経ブロック療法が効果的とのこと。「痛み」のつらさは、家族にも理解してもらえない場合も多いもの。自身も帯状疱疹を患ったことがあるという敬子先生に、「大変だったわね」と言ってもらい、涙ぐんでしまう患者さんもいるそうです。これからは、更年期やアンチエイジングにも力を入れたいと意欲的です。
すべての患者さんの人生にエールを送ります
増加傾向の糖尿病や高血圧、高脂血症などの治療には、生活指導も欠かせません。「生活習慣を変えるのは大変だけど、根気強く、何度でも指導します。そのかわり、痩せてデータが良くなったら、ものすごくほめて思い切り拍手しますよ」と州弘先生。腰や膝の痛みに悩んだ時には敬子先生の出番。一人の患者さんをそれぞれの専門分野から多角的に検討できるのも、同院ならではの強みです。木曜午後は、通院が困難になった患者さんへの往診もしており、患者目線に立った総合的な診療で、地域に欠かせない存在です。

順天堂大学医学部卒業。
同大学医学部呼吸器内科、稲田登戸病院呼吸器内科勤務を経て、1999年松田クリニック開院。
日本内科学会認定総合内科専門医、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医。
先生の横顔
「患者さんの生活指導をするためには、まず自分たちから」と、州弘先生が10kg、敬子先生が8kgのダイエットに成功。成功の秘訣は、腹八分目の食事と運動だとか。休日には州弘先生が料理の腕をふるうことも。「州弘先生の料理は、本当にマニュアル通り。夕食の支度を午前中の11時から始めるのよ」と敬子先生は笑います。1度に1袋全部の豆を戻してしまい、家族全員が3日がかりでようやく食べきったという失敗談もありますが、じっくり煮込んだ自慢のシチューの味は絶品です。

帝京大学医学部卒業。
国立療養所神奈川病院(現国立病院機構神奈川病院)麻酔科、稲田登戸病院皮膚科勤務を経て、1999年松田クリニック開院。
- 40代です。何度か禁煙に失敗しているため、禁煙外来に通いたいと思っています。禁煙外来では、具体的にどのような治療をするのでしょうか。 (内科)
- 禁煙外来はたばこをやめたい人のための専門外来で、ある一定の条件を満たした医療機関において、健康保険を使って禁煙治療が受けられます。また、保険が適用されるのは、①ニコチン依存症のスクリーニングテストでニコチン依存症と診断される②1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上③直ちに禁煙を希望している④治療を受けることを文書により同意する(署名が必要)の4つの条件を全て満たす場合です。通院は、初診時、禁煙開始から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の合計5回で、毎回呼気の一酸化炭素濃度を測定し、禁煙ができているか確認します。さらに、喫煙の害だけでなく、喫煙に対する思い込みや誤解などに気づくよう説明していきます。禁煙補助薬として、飲み薬、貼布薬ニコチンパッチ、ニコチンガムがあり、希望に応じて処方します。成功率ですが、12週最終まで通うことができた方では90%以上です。途中で来なくなる方もいますので、12週での成功率は全体の60~70%です。しかし、1年後は約50%程度に低下しています。
(回答 院長 松田州弘先生) - よくじんましんが出ます。薬を服用すればおさまりますが、服用をやめるとしばらくしてまた出ます。じんましんの治療について教えてください。 (皮膚科)
- 食品や寒冷、機械的刺激(ベルトの締め付けやアクセサリーの接触など)のような特定のきっかけがあったときだけにじんましんの症状が出る場合は、その誘因となる原因を避けることで症状出現を抑えることができます。しかし、1か月以上毎日のように現れては消えるじんましん(慢性じんましん)は、ほとんどの場合は原因を明らかにすることはできません。そのため、慢性じんましんの治療は、抗ヒスタミン薬や抗ヒスタミン作用がある抗アレルギー薬などの内服薬による治療が主体となります。症状が出たときのみ内服薬を服用するのではなく、症状が出ていないときでも服用し続けます。そして、症状が出なくなったことを確認したうえで次第に内服薬を減量したり、内服間隔をあけたりすることにより症状が落ち着いてきます。自己判断で服用することをやめるのではなく、医師との信頼関係を保ちながら気長に治療しましょう。疲労やストレスをできるだけ溜めないようにすることも大切です。
(回答 副院長 松田敬子先生) - 冬場に腹痛や吐き気などを伴う風邪が流行りますが、よく耳にするノロウイルスによるものでしょうか。どのようなウイルスなのか詳しく教えてください。 (内科)
- 冬には細菌に代わってウイルス性の胃腸炎が流行ります。冬場のウイルス性胃腸炎の約9割がノロウイルス(Norovirus)によるものです。毎年12月頃から3月頃まで続き、1月がピークです。このウイルスは人の空腸という小腸の上の方にだけ感染し、小児から高齢者まで幅広い年齢層で感染します。酸や消毒用アルコール、熱にも強く、60℃位の加熱では死なない、なかなかの強者です。感染経路では、生カキによるものが最も目立ちます。その他、感染者の手を介した食品の汚染や、吐物の飛沫から感染する場合もあります。このウイルスによる胃腸炎の潜伏期間は24~48時間で、生カキで当たる場合は、ほとんどが食べた翌々日に発症しています。
症状は、吐き気、嘔吐、水様下痢、腹痛が主で、熱は出ても微熱です。発症初日に一番症状が激しく、以後急速に回復し、多くは3日で落ち着きます。治療は、吐き気止めや整腸剤と水分補給などで、特別な治療は必要ありません。予防対策としては、カキなど二枚貝は充分加熱して食べる、よく手を洗う、吐物や便で汚れた衣服は、他の衣類と分けて洗うなどを心がけてください。
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・専門スタッフによる鍼・マッサージ治療。無料のお試し治療もあります。
・リハビリルームのウォーターベッドは適度な刺激で、こりが解消されます。
・待合室の書籍は借りることもできます。
・漢方薬も処方してもらえます。
・禁煙外来があります。
・小学生以上のインフルエンザ、日本脳炎、A、B型肝炎など各種予防接種が受けられます。
・優しい州弘先生、気さくで元気な敬子先生。ここに来ると、気持ちも元気になります。