患者さんの負担を減らす工夫を重ねています
アトピー性皮膚炎の患者さんが多く来院する同院。院長の近兼先生は、マイクロスコープでの患部の丁寧な観察で病因を的確に探り、確実に治癒させる方法を提案しています。ご自身もかつて入退院を繰り返した経験を持つ先生は「患者さんの気持ちが痛いほど分かる皮膚科医」として、患者さんの心身の負担を減らす工夫を重ねてきました。予約システムや電子カルテは開院当時から導入。情報をデジタル化することで、処方箋発行や会計も含めた効率化を実現し、その分診察や処置に十分な時間をとります。「病院に対する冷たいイメージを払しょくしたい」と、院内の雰囲気にも配慮。インテリアには優しい色合いや木目調を取り込み、患者さんを温かく迎えています。
広範囲の治療が可能なスプレー式液体窒素療法
スプレー式液体窒素療法における、国内での先駆者の一人として注目される近兼先生のもとには、遠方から来院する患者さんも少なくありません。いぼの治療として患部に液体窒素を塗布する同療法は、狭域治療向けの綿棒式が一般的。「スプレー式治療器の導入は国内にまだ少ないのですが、これにより広範囲にわたる水いぼなどの治癒も可能にしています」と話す近兼先生。全国の患者さんや皮膚科医に対し、ホームページを通じてその有効性を発信するほか、学会発表も継続しています。さらに皮膚科の病気、治療法、薬などについても詳しくホームページで紹介するほか、メールでの相談にも対応。実績と熱意が多くの患者さんの信頼を集めています。

帝京大学医学部卒業後、同大学医学部皮膚科勤務。
国立国際医療センター、防衛医科大学校勤務、ボン大学留学を経て、1998年ちかかね皮膚科開院。
- 娘は汗をかいたあとやお風呂上りに、よく蕁麻疹がでます。小児科で薬をもらって服用していますが、飲み終わるとまた出てきます。このまま同じ状態が続くのでしょうか? (皮膚科)
- 蕁麻疹に効果のある薬の種類はたくさんあり、効果が微妙に異なります。効く薬は個人差があるので効果のある薬が見つかるまで変更して、効く薬で眠気や便秘などの副作用の少ない薬を見つけることが大事です。外用薬はあまり有効ではなく、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服が必要です。急性の蕁麻疹の場合は、内服薬で1~2週間でよくなりますので2~3日服用しても効果の得られない薬は、早期に変更する必要があります。原因を見つけるのは難しいのですが、長期化するのでしたら、原因を見つける努力をしたほうが早道かもしれません。
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・初診の際、事前にメールで問診票を送付すると、来院時には電子カルテ化されているため、待ち時間がより短くなります。
・形成外科の先生と2名体制となる曜日は、指名もできます。
・予約なしで受診する時は、ホームページ上の曜日別・時間帯別混雑状況が役立ちます。
・待合室には、絵本やぬいぐるみ、熱帯魚の泳ぐ水槽があります。BGMは毎月変えるそうです。
・とびひの知見により、テレビ取材されたこともあるそうです。